• トップ
  • ニュース一覧
  • CL“死の組”誕生の裏には「テレビ放送」が関係?英紙がマンU視点からグループ分けの“からくり”を紐解く

CL“死の組”誕生の裏には「テレビ放送」が関係?英紙がマンU視点からグループ分けの“からくり”を紐解く

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月02日

UEFAの放送局との契約では…

H組の注目選手(左から)ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ラシュフォード(ユナイテッド)、ネイマール(パリSG)、デンバ・バ(イスタンブール)。(C)Getty Images

画像を見る

 現地時間1日、スイスのジュネーブで2020-21シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの抽選会が実施された。

 比較的強豪が分散するなか、注目を集めているのがH組だ。昨シーズンに準優勝のパリ・サンジェルマンとベスト4のRBライプツィヒ、そしてマンチェスター・ユナイテッドが同居し、いわゆる“死の組”となっている。

 そんななか、英紙『The Sun』は、「ユナイテッドはリバプールと同じ夜にプレーしないことで合意したため、CLのグループリーグでは死の組に入った」と見出しをつけ、この一件を報じている。

「UEFAの放送局との契約では、2チーム以上が出場している国のクラブに対し、テレビ放送のために考慮することを保証している。BTスポーツは、リバプールとユナイテッドという、国内で最も人気のある2つのチームが同じ夜に試合をすることを望んでいない。つまり、スペインのレアル・マドリーとバルセロナのように、2チームは自動的に異なるハーフに配置されることになる。イタリアのユベントスとミラン、ドイツのバイエルンとドルトムントも同じ契約を結んでいる」

 組み分けの裏には、公にはされていない放送ルールが関係していたようだ。さらに同紙は「UEFAはこのシステムについて、ドロー前にグループA~Dが“赤”のハーフ、グループE~Hが“青”のハーフと説明している」と明かしたうえで、その先の経緯についても詳細に伝えている。
 
「リバプールが第4位のトップシードでグループDに入ったとき、ユナイテッドは“青”のグループ、すなわちE、F、G、Hのいずれかのグループにしか入ることができなかった。ユナイテッドが入れるのは、ほかの制約からグループCとHだけだったため、オレ・グンナー・スールシャール監督のチームは、パリSGがすでに組み込まれたH組に入ることを余儀なくされたのである。

 そのなかで、ドイツのRBライプツィヒが第3ポットから出てきたことで、ユナイテッドの痛みはさらに悪化していった。そして、最終ポットの4番目からイスタンブール・バシャクシェヒルが加わった。CL初出場のチームではあるが、トルコの王者であることに変わりはない」

 様々な条件が重なり合って生まれたこの激戦区を抜け出す2チームは、はたしてどこになるのか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
CLグループステージの組み分けが決定!パリSGとマンUが最激戦区、C・ロナウドvsメッシ、長友&酒井vs中島が実現へ
先発抜擢の南野拓実はOB戦士が「決めるべきだった」と嘆く決定機逸も…リバプールはPK戦の末にアーセナルに敗戦
「何がしたかった?」「無謀すぎる」久保同僚GKのまさかの痛恨ミスに非難の声!「悲劇だ…」
「差別とは全く関係ない」酒井宏樹が“ネイマール騒動”の終結を宣言!「人間性が素敵」「カッコいい」など称賛の声が相次ぐ
【セルジオ越後】森保監督への不信感は燻っている。外国人は更迭するんだから日本人にも厳しい評価で!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ