江坂は攻撃の組み立てやチャンスメイクでも活躍
J1リーグの柏レイソル対ガンバ大阪が9月9日、三協フロンテア柏スタジアムで行なわれ、ホームの柏が3―0で快勝した。
いきなり先制したのは柏だ。2分、古賀太陽のスルーパスに反応したオルンガが左サイドを抜け出し、そのまま左足を一閃。強烈なシュートを右サイドネットに突き刺した。
リードを許したG大阪は、最終ラインから丁寧にパスをつないで敵陣に攻め込むも、水際で身体を張る柏の守備を崩せない。逆にボールロスト後は相手にポゼッションを許してしまい主導権を握られると、そこからアンカーの両脇や最終ラインの裏を突かれるシーンが目についた。
ただ、焦れずにポゼッションを続けたG大阪は徐々にリズムを掴むと、30分には倉田秋がゴール前でチャンスを得て、その後にも井手口陽介が強烈なミドルシュートを放つ。どちらもキム・スンギュの好守に防がれたが、わずかながらに勢いづいた。
守勢の時間が長かった柏だが、ワンチャンスをモノにする。40分、右サイドでルーズボールを拾った三原雅俊がクロスを上げると、ゴール前で待っていたのは江坂任。ヘディングで合わせてネットを揺らし、価値ある追加点を決めた。
いきなり先制したのは柏だ。2分、古賀太陽のスルーパスに反応したオルンガが左サイドを抜け出し、そのまま左足を一閃。強烈なシュートを右サイドネットに突き刺した。
リードを許したG大阪は、最終ラインから丁寧にパスをつないで敵陣に攻め込むも、水際で身体を張る柏の守備を崩せない。逆にボールロスト後は相手にポゼッションを許してしまい主導権を握られると、そこからアンカーの両脇や最終ラインの裏を突かれるシーンが目についた。
ただ、焦れずにポゼッションを続けたG大阪は徐々にリズムを掴むと、30分には倉田秋がゴール前でチャンスを得て、その後にも井手口陽介が強烈なミドルシュートを放つ。どちらもキム・スンギュの好守に防がれたが、わずかながらに勢いづいた。
守勢の時間が長かった柏だが、ワンチャンスをモノにする。40分、右サイドでルーズボールを拾った三原雅俊がクロスを上げると、ゴール前で待っていたのは江坂任。ヘディングで合わせてネットを揺らし、価値ある追加点を決めた。
後半に入っても、ポゼッションで攻め込むガンバの攻撃を、柏が自陣で受ける展開が続いた。しかし依然として、相手ゴール前で攻めあぐねる。すると58分、宮本恒靖監督は、渡邉千真(倉田秋と交代)、パトリック(アデミウソンと交代)、髙尾瑠(昌子源と交代)を投入し、勝負に出た。
だが柏が、前がかりになったG大阪の裏を突く。62分、呉屋大翔が右サイドの裏に抜け出してクロスを上げ、ファーサイドの江坂がまたしてもヘッドで合わせたのだ。
巧みにダメ押し弾を奪った柏は、その後も危なげなく守り切り、3-0で完勝。とりわけ圧巻のパフォーマンスを見せたのが2ゴールの江坂で、得点のほか攻撃の組み立てやチャンスメイクでも眩い輝きを放っていた。10番の大活躍もあり、柏がG大阪との上位対決を制している。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
だが柏が、前がかりになったG大阪の裏を突く。62分、呉屋大翔が右サイドの裏に抜け出してクロスを上げ、ファーサイドの江坂がまたしてもヘッドで合わせたのだ。
巧みにダメ押し弾を奪った柏は、その後も危なげなく守り切り、3-0で完勝。とりわけ圧巻のパフォーマンスを見せたのが2ゴールの江坂で、得点のほか攻撃の組み立てやチャンスメイクでも眩い輝きを放っていた。10番の大活躍もあり、柏がG大阪との上位対決を制している。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)