お騒がせストライカーが、思わぬトラブルを起こした。

　現地時間９月６日にニューカッスルの地元紙『Chronicle』は、イングランド代表の経験もあるアンディ・キャロルが駐車場の使用を巡って問題を起こしたとすっぱ抜いた。

　日夜ニューカッスルの情報を発信している同紙が掲載したスクープ記事によれば、キャロルは市内にある『Cal's Own』というピザレストランの駐車場を無断で使用し、バリアフリースペースも含む２台分の幅を一時的に占拠したという。

　当然、レストランのオーナーであるカルヴィン・チキン氏は激怒。「車の持ち主が誰かは知らなかった」としながらも、停まっていた高級車メルセデスに辛辣な内容の張り紙をしたことを明かしている。

「ストリートにこのような大きな車でも十分駐車できるスペースがある時は、『あんたのレストランに駐車してもいいか？』と聞くのが、最低限の文明人ではないか。しかも２台分のスペースを使っている。もし、障害を持っているお客様が来た場合、どうなると思っているのか。

　クソほど金持ちのあなたへ。素晴らしい車がここにある。私はこれを貸し出そうと思う。年間4万2000ポンド（約600万円）ほどでどうだい？ もし、レストランに駐車していいかと尋ねてきたら、我々のスタッフはおそらく『構いませんよ』と答えただろう。しかし、尋ねもしないのなら、あんたはクソ野郎だ」

『Chronicle』によれば、『Cal's Own』は、あのスペイン人指揮官ラファエル・ベニテスが、足しげく通ったという味自慢の名店である一方で、レビューサイトに悪口を書き込んだ客と揉めるなど、癖のあるレストランでも知られていたという。

　ちなみにキャロルはレストラン側の反応を自身のインスタグラムに掲載し、「俺はとにかくここのピザが嫌いだからね」と皮肉ったが、フォロワーからの非難が殺到したため、投稿を削除するはめになったという。

　プロデビュー当時からプライベートでの話題が尽きずに、「トラブルメーカー」としても知られるキャロル。そのやんちゃぶりは31歳となった今も健在なようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部