同胞MFがシティ移籍に待ったをかけるワケ
現地時間8月25日にバルセロナのリオネル・メッシがクラブに退団の意思を伝えたという衝撃のニュースが世界中を駆け巡って以来、サッカー界はこの話題で持ちきりだ。
29日には、地元カタルーニャのラジオ局『RAC1』が、8月31日のプレシーズントレーニングへの参加をメッシが拒否したと報道。残留の意思がないのはもはや明確で、7億ユーロ(約875億円)の契約解除金が有効かどうかに焦点は移っている。
そんななか、メッシ獲得レースのポールポジションにいるとされるのが、マンチェスター・シティだ。地元メディアでは、恩師のジョゼップ・グアルディオラと本人が直接電話で話したという報道も出ている。
だが、メッシのシティ移籍に反対する声もある。母国紙『Ole』で、「マンチェスターへ行くのは薦めない」と語ったのは、アルゼンチン人MFのエセキエル・ディ・アンジェロだ。
現在アルゼンチン3部のCDモロンに在籍するディ・アンジェロは、2011年に当時の指揮官であるロベルト・マンチーニに見込まれ、シティにテスト生として参加した経験を持っている。
29日には、地元カタルーニャのラジオ局『RAC1』が、8月31日のプレシーズントレーニングへの参加をメッシが拒否したと報道。残留の意思がないのはもはや明確で、7億ユーロ(約875億円)の契約解除金が有効かどうかに焦点は移っている。
そんななか、メッシ獲得レースのポールポジションにいるとされるのが、マンチェスター・シティだ。地元メディアでは、恩師のジョゼップ・グアルディオラと本人が直接電話で話したという報道も出ている。
だが、メッシのシティ移籍に反対する声もある。母国紙『Ole』で、「マンチェスターへ行くのは薦めない」と語ったのは、アルゼンチン人MFのエセキエル・ディ・アンジェロだ。
現在アルゼンチン3部のCDモロンに在籍するディ・アンジェロは、2011年に当時の指揮官であるロベルト・マンチーニに見込まれ、シティにテスト生として参加した経験を持っている。
地元の古豪チャカリータから、マンチェスターに乗り込んだディ・アンジェロは、わずか1か月で故郷へ舞い戻った当時の経験を口にした。
「マンチェスター・シティでのことは素晴らしい経験にはなったよ。約1か月だけだったけどね。プレー事態も悪くはなかったし、経験としては誇りに思えるよ。ただ、ほぼ毎日のように雨が降って、寒くて、家は全てが同じようで、殺風景で何もないのは本当に辛かった。僕が見てきたものとは全くことなる世界だった」
そして、31歳のアルゼンチン人MFは、同胞のスーパースターにメッセージを送っている。
「おそらく彼はいま、バルセロナで幸せを感じていないんだろう。それで別の空気を欲しているんだろうね。だから、イギリスに行きたいと思うなら行くべきだと思うけど、あの天気だけは慣れないと思うよ。バルセロナで住んでいたならなおさらね。お薦めはできない。それだったら、ネイマールとの兼ね合いはあるだろうけど、パリの方がいくらか楽に暮らせると思う」
約20年以上も“太陽の街”で暮らしてきた男にとって、マンチェスターの気候はたしかに馴染めないかもしれない。ただ、そんなことよりも、とにかく高いモチベーションでプレーできるチームで新たな挑戦がしたい。それがメッシの本音だろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部