元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が８月27日、自身のインスタグラム（@tuliotv04）を更新し、先日引退した内田篤人への想いを記した。

「ウッチーのシーズン中の引退には正直ビックリした。ベビーフェイスだから20代の印象があったけど、もう32歳。自分の引退は38歳だから、本当に早過ぎる。怪我に苦しんでいたというけれど、すごく寂しいね。

　YOUTUBEでも話したけれど、ウッチーのトラップが個人的には好きだった。常にボールを前に置く印象。後ろでも、内側でもなく、いつも前に出す。絶対に負けたくないという想いが伝わってきたね。トラップを見れば、いい選手かどうか分かる。なかなかいないタイプのサイドバックだったと思う。

　現役引退しても人生は長い。ウッチーにはこれからも楽しんでほしいね」

【動画】自身のYouTubeチャンネルで内田篤人の衝撃プレーを振り返る闘莉王氏
 

　さらに自身のYouTubeチャンネルでも内田への想いを投稿。「あんなかわいいウッチーが」と語りながら、現在32歳になった事を知って「オッサンじゃん」と突っ込む場面も見られた。

　特に内田について印象に残っているのが、ともに先発フル出場した2009年のオランダ代表戦だったという。ロッベンと対峙して燃えていたウッチーが印象的で、当時絶好調だったロッベンに仕事をさせなかったことを振り返り、「あんなかわいい顔の裏側で闘志を燃やしていた」と懐かしんだ。

　このYouTubeを見たファンからはコメント欄に以下のような声が寄せられた。

「ウッチーはやはり偉大なSBだったなぁ」
「凄い内田篤人に対する愛情リスペクトを感じました」
「鹿島が三連覇決めた試合でウッチーのスパイクが抜けて、闘莉王さんが拾ってあげたシーン覚えてるwww」
「闘莉王って普段そこまで褒めないよね。それだけ良い選手だったんだろうな」
「全盛期ロッベンのスピードについて行ってたの本当にスゴかった」
「とりあえずうっちーは未だに可愛い存在なのね」
「闘莉王さんのコメント力が高い」

　日本代表で苦楽を共にした元チームメイトである内田に対して、闘莉王氏は遠くブラジルの地にいる今も格別な想いを持っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部