5分にPKで試合が動く
現地時間8月21日、ドイツのシュタディオン・ケルンでヨーロッパリーグの決勝、インテル対セビージャが開催された。
試合はいきなり動く。3分、22年ぶり4度目の頂点を狙うインテルが自陣でのセビージャのスローインから、こぼれ球を拾ってカウンターを発動。バレッラからパスを受けたルカクがジエゴ・カルロスとの競り合いを制して、ペナルティーエリア内に抜け出たところを後ろから倒されてPKを獲得する。
これをエバートン時代から10試合連続得点の大会記録を更新中のルカクが自ら力強くゴール左に決めて、5分に先制点を挙げる。
しかし、そのリードは長く続かなかった。12分、史上最多6度目の戴冠を狙うセビージャは、右SBヘスス・ナバスのピンポイントクロスに、エン=ネシリに代わってCFで先発起用されたデヨングがダイビングヘッドで合わせ、すぐさま振り出しに戻す。
さらに33分、バネガのFKに大外で待ち受けていたデヨングが再びヘディングシュートでネットを揺らし、逆転に成功する。
だがそれも束の間、その3分後にブロゾビッチのFKにDFゴディンが得意のヘッドで合わせて、インテルがすぐに追いつく。
2-2で折り返し、後半最初に決定機を作ったのはインテル。65分にルカクが裏に抜け出てGKと1対1になるも、シュートは守護神ボノにブロックされる。
ビッグチャンスを逃したインテルを尻目に、勝ち越し点を奪ったのはセビージャだった。74分、再びバネガが送り込んだFKから、D・カルロスが鮮やかなバイシクルシュート。これがルカクの足に当たってゴールに吸い込まれた(記録はオウンゴール)。
78分にサンチェス、エリクセン、モーゼスの3枚を一気に投入したインテルの猛攻を凌ぎ、このまま3-2でセビージャが勝利。ファイナル無敗神話を継続し、4シーズンぶり6度目の戴冠を果たしたのだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
試合はいきなり動く。3分、22年ぶり4度目の頂点を狙うインテルが自陣でのセビージャのスローインから、こぼれ球を拾ってカウンターを発動。バレッラからパスを受けたルカクがジエゴ・カルロスとの競り合いを制して、ペナルティーエリア内に抜け出たところを後ろから倒されてPKを獲得する。
これをエバートン時代から10試合連続得点の大会記録を更新中のルカクが自ら力強くゴール左に決めて、5分に先制点を挙げる。
しかし、そのリードは長く続かなかった。12分、史上最多6度目の戴冠を狙うセビージャは、右SBヘスス・ナバスのピンポイントクロスに、エン=ネシリに代わってCFで先発起用されたデヨングがダイビングヘッドで合わせ、すぐさま振り出しに戻す。
さらに33分、バネガのFKに大外で待ち受けていたデヨングが再びヘディングシュートでネットを揺らし、逆転に成功する。
だがそれも束の間、その3分後にブロゾビッチのFKにDFゴディンが得意のヘッドで合わせて、インテルがすぐに追いつく。
2-2で折り返し、後半最初に決定機を作ったのはインテル。65分にルカクが裏に抜け出てGKと1対1になるも、シュートは守護神ボノにブロックされる。
ビッグチャンスを逃したインテルを尻目に、勝ち越し点を奪ったのはセビージャだった。74分、再びバネガが送り込んだFKから、D・カルロスが鮮やかなバイシクルシュート。これがルカクの足に当たってゴールに吸い込まれた(記録はオウンゴール)。
78分にサンチェス、エリクセン、モーゼスの3枚を一気に投入したインテルの猛攻を凌ぎ、このまま3-2でセビージャが勝利。ファイナル無敗神話を継続し、4シーズンぶり6度目の戴冠を果たしたのだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部