アンデルレヒトで監督業に専念
ベルギーの名門アンデルレヒトで選手兼監督として所属していた元ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが、現地時間8月17日、現役を引退すると発表した。
アンデルレヒト下部組織出身の34歳は、19年5月、13年ぶりに古巣に復帰。選手兼監督を勤めてきたが、現役を引退し、新たに4年契約を結ぶことが発表された。コンパニは「監督としての自分に専念したい。そのために、持てる時間を100%をつぎ込む必要がある」とコメントしている。
コンパニはアンデルレヒトからドイツのハンブルクを経て、プレミアリーグのマンチェスター・シティにわたり、11年間を過ごした。その間は8シーズンにわたって主将を務め、4回のリーグ制覇に貢献している。さらに、ベルギー代表としても公式戦89試合に出場し、日本代表とも対戦した2018年のロシア・ワールドカップでは同国史上最高となる3位進出に貢献した。
アンデルレヒト下部組織出身の34歳は、19年5月、13年ぶりに古巣に復帰。選手兼監督を勤めてきたが、現役を引退し、新たに4年契約を結ぶことが発表された。コンパニは「監督としての自分に専念したい。そのために、持てる時間を100%をつぎ込む必要がある」とコメントしている。
コンパニはアンデルレヒトからドイツのハンブルクを経て、プレミアリーグのマンチェスター・シティにわたり、11年間を過ごした。その間は8シーズンにわたって主将を務め、4回のリーグ制覇に貢献している。さらに、ベルギー代表としても公式戦89試合に出場し、日本代表とも対戦した2018年のロシア・ワールドカップでは同国史上最高となる3位進出に貢献した。
この一報に、古巣のマンチェスター・Cも反応。公式SNSアカウントは「彼のような人間はほかにふたつといない」と功績に感謝を綴った。また、サポーターからも「偉大すぎる人物」「ベスト・マン」「ヴィニーのようなパッションとリーダーシップを兼ね備えたキャプテンはシティにいなかった。きっとこれからも現われない」といった声が、多数寄せられている。
ほかにもベルギーサッカー連盟は「本当にありがとう、完璧な人」と称え、国際サッカー連盟(FIFA)も「W杯3位の功績は永遠! 素晴らしいキャリアに祝福を」と称賛を送った。
コンパニはその言葉通り、アンデルレヒトで10代の若手を中心とした新たなチーム作りに着手している。次は、監督としての手腕を存分に振るう姿で、ファンを楽しませてくれそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部