マジョルカでの1年の武者修行を終え、現在は保有元のレアル・マドリーへ戻るかたちとなっている久保建英。マドリーでのトップチーム入りが目標ながら、3つしかないEU圏外選手の登録枠が埋まっていることもあり、来季もレンタルが有力視されている。
現地でさまざまな新天地候補が取り上げられるなか、レアル・ソシエダとベティスに続いて「有力なレンタル先」として報じられたのがセビージャだ。
スペイン紙『MARCA』は、「セビージャがクボのレースをリード」との見出しをつけ、ラジオ局『Onda Cero』の情報として、このアンダルシアの雄が久保のレンタルを打診していると報じた。
元マドリー指揮官が率いる
買い取りオプションや、マドリーでは好例となっている買い戻しオプションに関する協議もしているという。
昨シーズンにマドリーを途中解任されたジュレン・ロペテギ監督が率いるセビージャは今シーズン、一年を通して安定した戦いを見せ、4位でフィニッシュ。来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を獲得している。
『Onda Cero』によれば、セビージャは「クボがロペテギ監督のシステムに完全にフィットすると考えている」ようだ。
かつて清武弘嗣(現セレッソ大阪)が半年間だけ在籍した強豪で、日本の至宝がプレーするのか。CLの舞台に立てることを考えれば、悪くないと選択肢と言えそうだが……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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