なでしこリーグは７月24日、公式ホームページで第３節以降を有観客で行なうと発表した。

　新型コロナウイルスの影響で延期となっていたなでしこリーグだが、７月18日から新シーズンを開幕。２節までは観客を入れない“リモートマッチ”での開催が決定していた。

　当面は、入場者数は最大でも開放する観客席の50%までとするなど、制限付きの試合開催となるものの、８月１日、２日に開催するなでしこリーグ１部、２部の第３節以降、観客を迎え入れて試合を行なうこととなった。なおチャレンジリーグのEAST／WESTも第３節（９月５日、６日に開催）から有観客となる。

　試合観戦に向けては、感染症予防対策の観点から、体調が悪い場合など無理な来場の自粛、入場ゲートでの検温や感染予防のマスク持参、社会的距離の確保、手指消毒の徹底、観戦時の座席移動の禁止、大声での発生や歌唱の自粛などを呼びかけている。

　応援スタイルについてもガイドラインに明記。手拍子や応援を扇動する行為、歌や指笛、タオルマフラーを回す、振る行為、ハイタッチや肩組、バス待ちなどを禁止し、横断幕や観客不在の席へのビッグフラッグの掲出は条件付きで容認される。

　また、選手が参加する各種イベントなどは中止、試合後のファンサービスも当面の間見合わせとなる。
 

　なでしこリーグ第３節の対戦カードは以下の通り。

８月１日（土）
ノジマステラ－仙台L（相模原ギオンスタジアム）
新潟L－C大阪堺L（新潟市陸上競技場）

８月２日（日）
INAC－ジェフL（ノエビアスタジアム神戸）
愛媛L－伊賀FC（愛媛県総合運動公園球技場）
浦和L－ベレーザ（浦和駒場スタジアム）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部