エイバル、最終節のビジャレアル戦に完敗。乾貴士は後半から出場も…

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年07月20日

カソルラがアシストした先制点を皮切りに4失点

最終節は後半からの出場となった乾。(C)Rafa HUERTA

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 現地時間7月19日にラ・リーガ最終節が行なわれ、乾貴士の所属するエイバルはアウェーでビジャレアルと対戦した。

 前節で1部残留を決めたエイバルで、乾はベンチスタート。前半はホームのビジャレアルがやや優勢な展開が続き、絶好機を作られるも守備陣が踏ん張り、前半は両者スコアレスで折り返す。

 膠着状態を打開するため、エイバルは後半開始から乾を投入。しかしペースをつかんだのは、すでに退団を発表しているMFサンティ・カソルラと現役引退を発表したMFブルーノ・ソリアーノ、ふたりの36歳ベテランを擁するホームチームだった。

 71分、そのカソルラがアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサのゴールをお膳立て。今季9つめのアシストを記録し、82分に大きな拍手を浴びながらピッチから去った。

 一方、追いつきたいエイバルは77分にも2度目の2枚替えを行ない、5枚の交代枠を使い切る。乾は度々前線からプレスをかけてボールを追う。85分には左サイドから切り込んでゴール前に絶妙なパスを送るが、これはGKとDFの間で弾かれる。その後も、得点を奪うまでには至らなった。

 エイバルは果敢に仕掛け続けたが、86分にジェラール・モレーノに追加点を許すと89分にもモレーノに決められて3点差に。さらに、90+4分にはモイ・ゴメスにゴールを奪われ、試合は0-4で終了。エイバルは最終節を白星で飾ることはできなかった。

 また、試合終了後はビジャレアル、エイバル両チームの選手が花道を形成してカソルラとブルーノに拍手を送り、レジェンドたちを称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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