ジェジエウの負傷を受けてCBとして出場か
7月18日、J1の5節で川崎はアウェーで横浜FC戦と対戦する。チームはリーグ再開後、3連勝と絶好調。もっとも3-1で勝利した前節の柏戦ではCBジェジエウが負傷し、今節は欠場する見込み。代役を務めそうなのが、左SBとCBを高いレベルでこなす車屋紳太郎だ。
今季初スタメンとなった柏戦はスタートは左SBを務め、ジェジエウの負傷交代により開始15分でCBへスライド。ポジション変更にも柔軟に対応し、CBの相棒・谷口彰悟とともに最終ラインを支えた。
これまでの先発から3人を入れ替えた柏戦は「僕や(下田)北斗くん、守田(英正)が出て、3人で話しましたが、難しさはありました。チームが好調だったので良いリズムを崩さないように、久ぶりに緊張感がありました。でも良い内容で勝てたのは良かったです」と振り返る。
今季から4-3-3のシステムを採用するチームは、例年より最終ラインを高く設定し、ワンサイドゲームを目指す。そのため、CBには相手の攻撃を未然に防ぐ危機察知能力と背後のスペースをカバーするスピードが求められるが、車屋はその点で、前線の選手のプレッシングに助けられていると話しつつ、自信も覗かせる。
「前線の選手の切り替えが速いですし、彰悟さんや僕がボールを拾うことに集中できている。その点で前線の選手が凄いなと感じますし、パスコースを限定してくれるのでボールも奪いやすいです。
(最終ラインは)今年は少しでも高くしようと思っています。彰悟さんと僕はCBにしてはスピードに自信があるほうなので、思い切って上げたい。後ろのケアも自信がありますし、前の選手が守備をしやすいようにコンパクトにやりたいです」
また足もとの技術に長けるだけにフィードもお手の物で、「CBをやる時は監督からも、前線につけるパスを言われているので意識しています。近くは狙われているので、奥(の選手)まで見るようにしています」と意気込む。
今季初スタメンとなった柏戦はスタートは左SBを務め、ジェジエウの負傷交代により開始15分でCBへスライド。ポジション変更にも柔軟に対応し、CBの相棒・谷口彰悟とともに最終ラインを支えた。
これまでの先発から3人を入れ替えた柏戦は「僕や(下田)北斗くん、守田(英正)が出て、3人で話しましたが、難しさはありました。チームが好調だったので良いリズムを崩さないように、久ぶりに緊張感がありました。でも良い内容で勝てたのは良かったです」と振り返る。
今季から4-3-3のシステムを採用するチームは、例年より最終ラインを高く設定し、ワンサイドゲームを目指す。そのため、CBには相手の攻撃を未然に防ぐ危機察知能力と背後のスペースをカバーするスピードが求められるが、車屋はその点で、前線の選手のプレッシングに助けられていると話しつつ、自信も覗かせる。
「前線の選手の切り替えが速いですし、彰悟さんや僕がボールを拾うことに集中できている。その点で前線の選手が凄いなと感じますし、パスコースを限定してくれるのでボールも奪いやすいです。
(最終ラインは)今年は少しでも高くしようと思っています。彰悟さんと僕はCBにしてはスピードに自信があるほうなので、思い切って上げたい。後ろのケアも自信がありますし、前の選手が守備をしやすいようにコンパクトにやりたいです」
また足もとの技術に長けるだけにフィードもお手の物で、「CBをやる時は監督からも、前線につけるパスを言われているので意識しています。近くは狙われているので、奥(の選手)まで見るようにしています」と意気込む。
横浜FCに向けては、豪雨被害に遭っている故郷・熊本への想いも語った。
「本当に大変な想いをされている方が多いと思いますし、以前に地震もありました。災害でいまだに苦労されている方は多くいらっしゃいます。だからこそ元気を届けられるプレーをしたいです。相手には大津(高校)の後輩の一美(和成)もいるので、僕自身、初めてマッチアップしますが、熊本の方にはそういうシーンも楽しんでいただければと思います」
ちなみに周知のエピソードではあるが、ひとつ上の谷口とは実家が近く、幼少期からの仲で、大津高校、筑波大、川崎と同じキャリアを歩んで来た。そのふたりがCBを組み、高校の後輩である売り出し中のストライカー、一美とマッチアップすれば非常に興味深い。
先輩として負けられないという想いもある。この3人の対戦が実現すれば、地元の人々だけでなく、多くのサポーターにより熱いプレーを届けられそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
「本当に大変な想いをされている方が多いと思いますし、以前に地震もありました。災害でいまだに苦労されている方は多くいらっしゃいます。だからこそ元気を届けられるプレーをしたいです。相手には大津(高校)の後輩の一美(和成)もいるので、僕自身、初めてマッチアップしますが、熊本の方にはそういうシーンも楽しんでいただければと思います」
ちなみに周知のエピソードではあるが、ひとつ上の谷口とは実家が近く、幼少期からの仲で、大津高校、筑波大、川崎と同じキャリアを歩んで来た。そのふたりがCBを組み、高校の後輩である売り出し中のストライカー、一美とマッチアップすれば非常に興味深い。
先輩として負けられないという想いもある。この3人の対戦が実現すれば、地元の人々だけでなく、多くのサポーターにより熱いプレーを届けられそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)