【清水】内容は良いが、結果が付いて来ず。監督と選手が口を揃える課題は?

カテゴリ:Jリーグ

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2020年07月13日

今季の9失点のうち、5点が76分以降に

G大阪に1-2の敗戦。リーグ4連敗となり、J1最多タイの9失点を喫している。写真:徳原隆元

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[J1リーグ4節]清水1-2G大阪/7月12日(日)/アイスタ

「試合を支配することはできた」(クラモフスキー監督)
「名古屋戦に比べたら自分たちの色は前後半で出ていた」(立田悠悟)
「勝利に値する試合展開はできた」(中村慶太)

 清水の監督、選手は揃って前向きに語るが、リーグ戦は4連敗で公式戦は5連敗。そしてすべてのゲームで複数失点を喫しており、昨季リーグ最多失点だった守備に改善の兆しは見られず。4節終了時点ではあるが、柏と並んで今季もリーグ最多失点だ。

 確かに開幕のFC東京戦からボールを握るサッカーは披露できているが、結果につながらない。では、勝利には何が必要なのか。中村は次のように語る。

「ラストパスの精度と、フィニッシュの精度だけ。そこをもっと練習からこだわっていかないと。前半も完璧に崩したけど、得点につながらなかったし、確実に取り切る力をつけなければいけない。2、3試合、良い試合ができていても負けている。得点は取れているとはいえ、このサッカーをやるには叩き潰さなければいけない」

 G大阪戦のシュートは14本。鈴木唯人やカルリーニョス・ジュニオがGKと1対1を迎える場面があり、クラモフスキー監督は「何回か決定機がありました。そこでしっかりと決め切れなかった」と悔やんだ。やはり決定力が最大の課題だろう。
 
 もうひとつ課題を挙げるとすればスタミナ面か。

 今季のリーグ戦で喫した9失点のうち、5点が76分以降。76分以降に失点していないのは2節の名古屋戦のみである。試合終盤に足が止まるシーンは多く、開幕のFC東京戦を除いた3試合では走行距離も負けている。

 ただ、それも選手は認識しており、「2失点目は、足が止まったなかで、スローインからやられてしまった」(立田)と反省の弁を口にする。

 課題は明白で今後、監督、選手たちはその解決に力を注ぐはずだ。「決定力」と「走力」。そのふたつの改善が清水の浮上の鍵になるだろう。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

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