【横浜FC】若き2トップ、一美和成と斉藤光毅。次は“アベック弾”に期待!

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年07月13日

「次はふたりで点を取れれば」(一美)

リーグ再開後は2トップでコンビを組む一美(左)と斉藤光(右)。実戦を重ねながら両者の関係性は着実に深まっている。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1第4節]横浜FC1-1仙台/7月12日/ニッパツ

 日々のトレーニングから、「動き出しの部分だったり、裏に抜けたら落ちるとか、ふたりで話し合ってやっています」(一美和成)と、コミュニケーションをよく取っているという。

 リーグ再開後、ここまでの3試合で横浜FCは開幕戦の4-2-3-1ではなく、3-5-2を主軸に戦っている。「単純に2トップにしたかった」という下平隆宏監督は、いずれの試合でも前線のコンビに一美と斉藤光毅を起用。「毎試合、良くなっていると思う」(一美)と、実戦を重ねながら、ふたりの関係性は着実に深まっているようだ。

 一美は「光毅のスタイルを自分はちゃんと理解してプレーしているつもり」と語る。今節の仙台戦では、コンビネーションにスムーズさを欠く場面もあった一方で、息の合った連係を見せるシーンもあった。

 今季新加入の22歳の一美は、2節の札幌戦で移籍後初ゴールを挙げ、仙台戦でも1得点を記録。在籍3年目の18歳の斉藤光は3節の柏戦で嬉しいJ1初ゴールを決めている。

 前線で重用されている両者は現在のシステムになってから結果を出し始めていて、「2トップなので、ふたりの関係で点も取れると思う」と好感触を得ている一美は、「次はふたりで点を取れれば」と熱望する。

 ポストプレーに秀でる一美と、独力での突破力に優れる斉藤光。異なる武器を持つふたりの相性は悪くないはず。お互いを上手く補完し合いながら、連係をさらに高めることで、「TOP10」入りを目指すチームを力強く牽引してほしい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【J1第4節PHOTO】横浜FC1-1仙台|一美が今季2得点目にA・ゲデスがJ初ゴールも互いに次の得点が奪えずドロー決着
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