「監督のお気に入り」と評されたのは…
ドイツのブンデスリーガは、新型コロナウイルスによる中断を経て、先週末に最終節を終えた。残りは昇降格プレーオフのみになっている。
長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは9位でフィニッシュ。18-19シーズンの7位からはふたつ順位を落としたが、現地紙の『Frankfurter Rundschau』は「欧州カップ戦出場権を得られなかったとはいえ、クラブの状況などを考えれば、全体的に満足な結果だろう」と評した。
8月に開催されるヨーロッパリーグを残しているが(フランクフルトはバーゼルとのラウンド・オブ16の第2レグから戦う。第1レグはホームで0-3の敗戦)、同紙の番記者であるトーマス・クリヘンシュタイン記者とイング・ダストワルツ記者が今季のフランクフルトのプレーヤーの出来を総括した。
4段階評価のうち、最も活躍が目立った「模範的な生徒」には、セルビア代表フィリップ・コスティッチ、ポルトガル代表アンドレ・シウバ、オーストリア代表マルティン・ヒンターエッガーとともに、鎌田大地が選出されている。
長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは9位でフィニッシュ。18-19シーズンの7位からはふたつ順位を落としたが、現地紙の『Frankfurter Rundschau』は「欧州カップ戦出場権を得られなかったとはいえ、クラブの状況などを考えれば、全体的に満足な結果だろう」と評した。
8月に開催されるヨーロッパリーグを残しているが(フランクフルトはバーゼルとのラウンド・オブ16の第2レグから戦う。第1レグはホームで0-3の敗戦)、同紙の番記者であるトーマス・クリヘンシュタイン記者とイング・ダストワルツ記者が今季のフランクフルトのプレーヤーの出来を総括した。
4段階評価のうち、最も活躍が目立った「模範的な生徒」には、セルビア代表フィリップ・コスティッチ、ポルトガル代表アンドレ・シウバ、オーストリア代表マルティン・ヒンターエッガーとともに、鎌田大地が選出されている。
成長著しい日本代表アタッカーについて、記事はこう綴っている。
「監督のお気に入りの選手だ。今季は文字通り、爆発的な活躍をみせた。クリエイティビティに富み、チームの中でも数少ないアイデアとウィットに富んだプレーヤーで、テクニシャンでもある。最も輝いたのは、バイエルン戦で途中出場し、同点に繋げたシーンだ。唯一の欠点は、ゴール前での振る舞いだ。彼クラスのプレーヤーであれば、より多くのゴールを獲得する必要がある。クラブは一刻も早く契約更新を」
また、長谷部は「2番目に良かった」グループに配されている。
「ベテランは、未だに不可欠な存在だ。彼の先を読む力には感心させられ、プレー中の体力には驚かされた。試合を読むことでき、ピッチの上では戦略的に最重要の選手であり、チームのリーダーであり、ビルドアップに優れたプレーヤーだ。昨季ほどではなくとも、その活躍は健在だ。日本で定期的な膝の手術を受けているが、トレーニング開始には間に合うようだ。それこそが重要だ」
シーズンを通してチームを追ってきた番記者が高く評価した、ふたりのサムライ戦士。アディ・ヒュッター監督からの信頼も厚いだけに、今後も主軸として活躍してくれることだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部