【柏】2月17日のACLプレーオフへ、キーマンの茨田&工藤を直撃!

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2015年02月13日

「自分が真ん中でみんなを動かしていきたい」(茨田)

アンカーでの起用が予想される茨田。守備での貢献もさることながら持ち前のパスセンスで攻撃面での働きにも期待がかかる。(C) SOCCER DIGEST

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 グアムと鹿児島・指宿でのふたつのキャンプを終え、地元・日立台でトレーニングに励む柏は、2月17日にACLプレーオフに臨む。対戦相手もタイのチョンブリFCに決定。選手たちによれば、チョンブリFCが勝ち上がってくることを想定して、10日のブリオベッカ浦安との練習試合(非公開)も“仮想・チョンブリFC”として臨んでおり、準備に抜かりはない。
 今季初の公式戦に向けて、チームの士気が高まるなか、吉田新体制の鍵を握るアカデミー出身2選手を直撃した!
 
――◆――◆――
 
茨田陽生(MF
 
――6日の横浜FC戦、10日のブリオベッカ浦安戦を終えての手応えは?
 
「(10日の試合は)横浜FC戦で見えた課題プラス、自分たちが新たに取り掛かるべき課題を整理しながら、全員がそれを意図したうえで試合の中で実現できたんじゃないかと思います」
 
――吉田監督は選手たちに細部にこだわった指示をされているそうですね。
 
「そうですね。例えば自分はパスにこだわりがありますが、ひとつのパスにしてもそこにメッセージがなければ『なぜ出したんだ?』と言われます。特に、今季のウチの前線はJの中でもトップレベルの3トップになると思うので、後ろにいる自分たちがすごく大事になる。彼らに丁寧に良い形でボールをつなげられれば、得点を取ってくれると思うので、そこは突き詰めていきたいですね」
 
――茨田選手は4-3-3のアンカーの位置に入る機会が多い。攻守の要となるポジションですが、特徴であるパスに対する期待は高いと思います。
 
「自分の良さはもっともっと出さないといけないですけど、確かにパスでリズムを作るところは、自分のテンポで上手くできているんじゃないかな、と。すごくやりやすいし、自分のプレーをもっと高めて、周りの選手を活かせるように、守備が楽にできるように、攻撃が楽にできるように、自分が真ん中でみんなを動かしていきたいです」
 
――茨田選手にとって、吉田新監督はアカデミー時代の恩師でもありますが、懐かしさと新監督を迎えた新たな気持ち、どちらが大きいですか?
 
「懐かしい半面、新しい練習法もありますし、狙うところは以前よりも細かく、深いところまでやっているなと感じています。中学・高校時代を思い出しながら、もっと質を高めていきたいです」
 
――ACLプレーオフ、そしてリーグ戦に向けた意気込みを。
 
「チョンブリFCには強力な外国人選手がいるという情報は入っています。その攻撃に対して、自分たちの戦術を少し変えて守備や攻撃をできればな、と。今シーズンは数字というよりも、チームの順位に貢献したいですね。そうすれば、順位も必然的に上位にいくだろうし、チームのために走って、チームのためにパスを出して、『チームのため』を合言葉にやっていきたいと思います」
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