• トップ
  • ニュース一覧
  • 【FC東京】トレーニング再開も「練習着は各自のもの、洗濯もできない状況」。未曽有の事態に東慶悟は何を思う?

【FC東京】トレーニング再開も「練習着は各自のもの、洗濯もできない状況」。未曽有の事態に東慶悟は何を思う?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2020年05月27日

「コロナウイルスが完全に終わったわけではない」

公式戦を何試合か戦ったあと、自粛生活を強いられ、再びグラウンドに帰ってきた東。「サッカーができる幸せを噛み締めている」。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る


 約2か月の自粛生活を経て、5月26日、FC東京の小平グランドで練習を再開した東慶悟は、「綺麗な芝生のうえでトレーニングできる幸せ」をまず感じたという。

 ただ、日常が戻ってきたわけではない。「コロナウイルスが完全に終わったわけではないし、どうなるかもわからない状況で練習している」(東)のが実情で、全体練習を行なったわけではないのだ。

 「(練習は)3つのグループに分けてやりました。1グループはフィジカル、もうひとグループはちょっと戦術的なこと、もうひとグループはパスや軽いシュート、そんな具合です」

 そう言う東は「なるべく選手との距離をとったり、スタッフの皆さんもマスクをしたりしています。飲み物も選手個人に分けてくれたりとか、いろんな部分で感染を防ぐ努力をしながら今日から練習をスタートさせました」ともコメントしてくれた。

 当然ながら普段とは違う雰囲気で、「練習着は各自のもの、洗濯もできない状況」と実情も東は伝えてくれた。
 
 ただ、再開できて嬉しいという気持ちのほうが勝っているだろう。オンライン取材での東の表情は暗くなく、自粛生活についても「いろいろ考えさせられた時間でもありました。ずっとやってきたサッカーを急にできなくなったのは辛かったけど、いろんな景色を見ることができました」とポジティブに捉えており、この経験を今後のサッカー人生に生かしたいと言っている。

 無観客試合、交代枠5人、降格なしと今までに経験したことがない状況で公式戦をこなすうえで重要なのは臨機応変さだと、東はそう考えている。

「レギュレーションが変わって5人交代できたりとか、僕も経験したことがないのでなんとも言えない部分はあります。上手く対応していくしかないですよね。とりあえずやりながら合わせていくことが必要だと思います。(再開まで)4、5週間でどうなるかはやってみないと分かりません。2か月近く家で過ごしていて、ここから1か月でトップコンディションに持っていくのは難しい。先ほど言ったように、合わせてやっていくしかないです」

 この状況を新たなチャレンジと捉えるか、困難と捉えるか。見方次第で、見える風景は変わってくるはずだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
羽生直剛が選ぶJ歴代ベスト11「やられたらやり返す、そんな男気も魅力なのは…」
森重真人が選ぶJ歴代ベスト11「対峙するだけで嫌だった『悪魔』のFWは…」
【妄想席替え|FC東京編】クラブOBの羽生直剛が選んだ席は? 「座らなきゃいけないのは…」
【福田正博が語る“オフトジャパンの真実”|記事一覧】全エピソード(1~7)
小野伸二が選ぶJ歴代ベスト11「“魅せる”がコンセプト!でも言い争いが絶えないかも」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ