「最悪なことを言っている」チリ代表ビダルがユベントス主将の“私生活暴露”に不快感!

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020年05月23日

自伝で「アルコールは弱点」と記述され…

4年に渡って同じ釜の飯を食ったキエッリーニに苦言を呈したビダル。(C) Getty Images

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 ユベントス主将ジョルジョ・キエッリーニの自伝は、先日から多方面で衝突を生んでいる。ユーベの元チームメート、現在バルセロナでプレーするアルトゥーロ・ビダルも苦言を呈した。

 ビダルは2011年から4年にわたってユベントスに所属。セリエAで4連覇を経験し、チャンピオンズ・リーグ準優勝にも貢献した。キエッリーニと黄金期を築いた同僚のひとりだ。

 イタリア代表でも腕章を巻くDFはそのビダルについて、「たまに夜遊びをしすぎ、飲みすぎてしまうのは周知のとおりだ。アルコールは彼の弱点のようなものだと言える」と自伝に記した。

「だからといって人としての彼や、カンピオーネであることを論じるものではない。弱さは人の性質の一部だ。大事なのはグループに影響するかどうか。偉大なるアルトゥーロは、年に2回、練習に来なかった。あるいはまだ陽気な感じで練習に来た。でも、なまけたことはない。むしろ、ああいうあり方は、時に強さになると思う」

 仕事に悪影響を及ぼしてはいなかったと擁護はしたものの、「アルコールは弱点のようなもの」という一節のインパクトは小さくない。
 
 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ビダルはインスタグラムのライブ配信の中で、キエッリーニの自伝について「彼が言った最悪なことにみんな集中しているね」と不快感をにじませた。

「プライベートなことを話すのは正しくないと思う。ただ、彼は僕がカンピオーネだったとも言っている。話し合ったよ。彼から連絡があり、説明してもらった。僕はやっちゃいけないことをやっていたんじゃない。外出許可は出ていた。みんなと同じ人間だ。間違えた時は代償を払った。そして、立ち直ってきた」

 釘を刺しつつも、ビダルとキエッリーニの関係は、険悪なものとはならなかったようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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