「いずれは欧州に挑戦してみたい」
中国の広州恒大を率いるファビオ・カンナバーロ監督は、いずれプレミアリーグなど欧州の主要リーグで指揮を執りたいと望んでいる。
英衛星放送『Sky Sports』のインタビューで、カンナバーロは「プレミアリーグのすべての試合を見ているし、イングランドのサッカー文化や環境が好きだ」と明かした。
「今は中国にいて、アイディアやシステムを向上させようとしている。アジアで最高のひとつにいるけど、いずれは欧州に挑戦し、経験してみたい」
そして、「ユルゲン・クロップのメンタリティーが好きだけど、同時にジョゼップ・グアルディオラの文化も好きだ。ボールを持つ時も持たない時も、インテンシティーが必要だからね」と続けた。
「でも、試合をコントロールし、勝利を目指す必要がある。自分には自分のシステムがあり、いつかそれを欧州で見せられることを願っているよ」
英衛星放送『Sky Sports』のインタビューで、カンナバーロは「プレミアリーグのすべての試合を見ているし、イングランドのサッカー文化や環境が好きだ」と明かした。
「今は中国にいて、アイディアやシステムを向上させようとしている。アジアで最高のひとつにいるけど、いずれは欧州に挑戦し、経験してみたい」
そして、「ユルゲン・クロップのメンタリティーが好きだけど、同時にジョゼップ・グアルディオラの文化も好きだ。ボールを持つ時も持たない時も、インテンシティーが必要だからね」と続けた。
「でも、試合をコントロールし、勝利を目指す必要がある。自分には自分のシステムがあり、いつかそれを欧州で見せられることを願っているよ」
また、現役時代にバロンドールも受賞した元イタリア代表の名DFは、現在の世界最高CBとも呼び声が高いフィルジル・ファン・ダイクを称賛しつつ、バロンドールの受賞は難しいと述べている。
「彼には昨季の出来を祝福するメッセージを送ったけど、DFとして受賞するのは難しい。良いパフォーマンスでトロフィーを獲得するだけじゃ足りないんだ。クリスチアーノ・ロナウドやリオネル・メッシといったストライカーと対戦しない幸運も必要となる。メッシやC・ロナウドがいれば、いつだって0-1から始めるようなものだからね」
特にメッシのことは「すごくリスペクトしている。新世代ではベストのひとりだ」と称賛。だが、地元ナポリの英雄ディエゴ・マラドーナには及ばないと話した。
「マラドーナは別格だ。サッカーが違う。(相手から)たびたび蹴られたが、いつもコントロールしてタフだった。メッシはトップだけど、マラドーナは別世界だよ。ペレを見たことはないけど、マラドーナは(ナポリに在籍した)7年にわたってすべての試合を見たからね。彼はベストのひとりじゃない。ベストなんだ」
歴代最高の選手がだれか、答えを出せる者はいない。だが、少なくともナポリ出身のカンナバーロにとって、やはりマラドーナは特別な存在のようだ。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部