【三浦泰年の情熱地泰】タイの友人から教えられたお釈迦様の言葉。コロナ禍の今こそ『諦めが肝心』だ!

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月30日

友人とのLINE会話は、新型コロナの話題からお釈迦様の話へと発展

開幕戦でも各地でマスク姿の観客が目立った。リーグ再開はいつの日になるのか。(C) SOCCER DIGEST

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 タイの友人がLINEにお釈迦様の言葉を入れてきた。

「お釈迦さんが生きておられた2560年前にも疫病はあったと思う。そんな時にお釈迦さんが言われたことは『執着を離れよ』『諦めが肝心かと』。

『諦め』とは、ネガティブな意味ではなく、明らかに見るたとえ。悪魔や不幸が来ても、それが悟りの機縁になるなら、悪魔や不幸にありがとうと、手を合わせて頭が下がる。転換の一道がそこに開かれる。

 人間は、出来が悪い。だからこそ仏法に出会うことが出来る……」と。

友人はそんな言葉を、スマホを通して送ってくれた。

 きっかけは「新型コロナウイルス」だ。LINEでその話題が出た中で、タイのチェンマイでは有名な仏教徒「アーチャン マン」の話となり、お釈迦さんの話へと発展した。

 まだまだ予断を許さない状況に、僕は彼に本音を綴った。

「人間は弱い」

 僕はお釈迦さんも知らないし、歴史も得意ではない。昔の人が何を言ったか、やったかもそんなに詳しくはない。ただ自分が持つ直感はある。

 人はお金と命と名前で生きている。コロナ禍の中で、お金を取るか命を取るか? 友人は命に決まっているという。でも命より大事なモノがあるとしたら……。
 死んでしまったら、その命より大事な何かは出来ないし、守れない。

  僕は縁起が悪くて申し訳ないが、とことわりつつ友人にこんな返信をした。
「でも、きっとあなた(友人)の弟子が試合前に事故に遭ったとしたら……、あるいは僕が監督で試合前に交通事故に遭ったとしたら……。生死をさまよい、目が覚めて言うことは『試合は? 試合に行かなくては!』だと思う」

 友人はタイで弟子を抱え、ムエタイを教えている。自宅の横にリングを作り、ブラジルでサッカーを教えた僕のムエタイ版のようなチャレンジをしている。

 友人への返信で言いたかったのは、つまりは自分にお金や命より大事なことがあるか? 行き着くところは生きることの大切さなのか? 命と生きることは違うのか?

 命より大切なのはサッカー、「サッカー我人生」でいいのか? お釈迦さまはどう考えるのか?(笑)と彼にLINEを返してみた。

 彼が難しい表現で送ってくれたのは、人の精神には「諦めも肝心」という考え方があるということ。

 大騒ぎしないで、落ち着いて今へ感謝しろ! コロナ前の生活を諦めろ。新しい生き方をしろ! 新しい環境で新しい考え方と新しい文化で生きろ! 諦めが肝心だぞ!

お釈迦さんはそんなことが言いたいのかもしれない……と、彼の文章から感じた。
 

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