8年在籍したアーセナルを退団したのは…
これまでサッカー界では、ライバルチームへの“禁断の移籍”が繰り返されてきた。そのひとつと言ってもいいだろう。
2012年夏、アーセナルのエースだったロビン・ファン・ペルシが2400万ポンド(約34億円)で、あろうことか2000年代に激しいライバル関係にあったマンチェスター・ユナイテッドへ渡ったのだ。
この移籍はもちろん物議を醸し、オランダ代表FWは古巣のファンから「裏切り者」と罵られた。
だが、ファン・ペルシが意図した退団ではなかったようだ。『High Performance』のポッドキャストで明かした内容を英紙『The SUN』が報じている。
2012年夏、アーセナルのエースだったロビン・ファン・ペルシが2400万ポンド(約34億円)で、あろうことか2000年代に激しいライバル関係にあったマンチェスター・ユナイテッドへ渡ったのだ。
この移籍はもちろん物議を醸し、オランダ代表FWは古巣のファンから「裏切り者」と罵られた。
だが、ファン・ペルシが意図した退団ではなかったようだ。『High Performance』のポッドキャストで明かした内容を英紙『The SUN』が報じている。
アーセナル在籍8年間で278試合・132ゴールという結果を残したアタッカーは、当時を振り返り、契約更新をしないという意思を文書で公にした理由について、イバン・ガジディスCEO(現ミランCEO)から契約延長の話がなかったことに失望したからだと述べた。
「いまなら、もっとうまく、別の方法をとっていたかもしれない。あの文書を公開すべきではなかった。当時はSNSがなかったので新聞で公表した。イバンのやり方に失望したからだ。ただ、当時は裏側の話まで、詳しく説明できなかった」
そして、改めて「アーセナルが一度も新しい契約を提示しなかったのは事実だ」と強調し、こうまで言い切った。
「自分の子供に誓ってもいい。アーセナルが契約更新を打診したという証拠があれば、君に100万ポンドをあげよう」
真実は分からない。ただ、ユナイテッド移籍後にアーセナル戦で見せた勝負強さは、ガジディスCEOに対する怒りも込められていたのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「いまなら、もっとうまく、別の方法をとっていたかもしれない。あの文書を公開すべきではなかった。当時はSNSがなかったので新聞で公表した。イバンのやり方に失望したからだ。ただ、当時は裏側の話まで、詳しく説明できなかった」
そして、改めて「アーセナルが一度も新しい契約を提示しなかったのは事実だ」と強調し、こうまで言い切った。
「自分の子供に誓ってもいい。アーセナルが契約更新を打診したという証拠があれば、君に100万ポンドをあげよう」
真実は分からない。ただ、ユナイテッド移籍後にアーセナル戦で見せた勝負強さは、ガジディスCEOに対する怒りも込められていたのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部