マドリーの伝説OBレドンド、“伝説のバックヒールアシスト”を回想! 久保建英ら若手重視の古巣の方針には…

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月20日

「20年前とはウソみたいだ」

マンU守備陣を切り裂いたバックヒールターンをレドンドが振り返った。 (C) Getty Images

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 伝説的なシーンが誕生したのは、2000年4月19日、チャンピオンズ・リーグ準々決勝第2レグ、レアル・マドリーが敵地でマンチェスター・ユナイテッドを3-1と撃破した一戦だ。

 この一戦でチームの3点目となったラウール・ゴンサレスのゴールを演出したのが、元アルゼンチン代表のフェルナンド・レドンドだ。52分、ハーフライン付近からドリブルで敵陣左サイドを切り裂くと、華麗なヒールキックでヘニング・ベルグを置き去りにし、フリーで中央に飛び込んだラウールにアシストした。

 本拠地での第1レグでスコアレスのドローゲームを演じていた“白い王者”は、敵地で前年度王者を沈めると、そのままビッグイヤーを掲げている。クラブ通算8度目の欧州制覇だった。

 それから20年。スペイン紙『AS』のインタビューで、レドンドは「20年前とはウソみたいだ。ごく最近の良い思い出のようだよ。優勝したからかもしれないけど、あのプレーはよく覚えている」と、ラウールの決勝弾をアシストしたシーンを回想した。

「(バックヒールは)プロとしてやったことがなかった。アルヘンティノス・ジュニアーズの下部組織時代はよくやっていたけどね」

 そして、レドンドは、「素晴らしい試合だった。彼らは見事なチームで、タイトルホルダーであり、CLのホームゲームは1年以上負けていなかったんだよ。オールド・トラフォードはファンタスティックな舞台だった」と、名門同士の対決を振り返っている。

「試合が終わって、我々がロッカールームに向かって退場する時に、観客全体がスタンディングオベーションしてくれたのを完璧に覚えている。彼らのチームが敗退してしまったのに、だ。そういうスピリットを楽しんだ」
 
 キャリアの晩年は負傷に悩まされ、2004年に引退したレドンドは、「マドリーの関係は永遠だ」と続けた。

「コンタクトを取り続けているんだ。サンティアゴ・ベルナベウやバルデベバスに行くたびに、家のように感じるよ」

 また、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、マーティン・ウーデゴー、フェデリコ・バルベルデ、ルカ・ヨビッチ、久保建英など、将来を見据えて若いタレントを獲得してきたここ数年のマドリーの方針について問われると、レドンドは「正しい」と賛同している。

「マドリーはいつもカンテラをすごく信じ、賭けてきた。補強だけじゃない。実際、複数のハイレベルなチームで活躍し、トップチームに戻る可能性がある選手のケースがたくさんある」

 久保もそのひとりとしてマドリーに戻り、レドンドのように“レジェンド”と呼ばれるような存在となることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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