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「孤独だった」「誰も僕のことを…」ラツィオで躍動するスペイン代表MFがリバプール時代の“黒歴史”を告白!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月11日

13アシストはリーグトップ

ラツィオの攻撃を司るL・アルベルト。エースのインモービレとの連係も抜群だ。(C) Getty Images

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 ユベントスとインテルの一騎打ちになるかと思われたセリエAのスクデット争い。その中に割って入ったのがラツィオだ。

 5節にインテルに負けて以降、中断前の26節まで21戦無敗(17勝4分け)と怒涛の快進撃。王者ユーベと1ポイント差の2位につけている。

 アタランタに次ぐリーグ2位の60ゴールを挙げている攻撃陣を、得点ランクトップのFWチーロ・インモービレとともに牽引しているのが、ルイス・アルベルトだ。トップ下でチャンスメークとフィニッシュの両方で貢献するスペイン代表MFは、ここまで25試合に出場して4ゴール、リーグトップの13アシストをマークしている。

 加入4年目を迎えたラツィオで不可欠な存在になっている27歳には、しかし“黒歴史”がある。リバプール時代だ。

 13年夏にセビージャからレッズへ初の国外移籍を果たしたL・アルベルトは、プレミアリーグの水に馴染めず、出場はカップ戦も含めて12試合のみ(0得点・1アシスト)に終わった。
 ラツィオの10番は現地時間4月9日、インスタライブで当時を振り返っている。リバプールの地元紙『Liverpool Echo』が報じた。

「セビージャではまだ成熟していなかったし、クオリティーが向上したのはかなり後だった」とビッグクラブでプレーするには未熟だったと認めたL・アルベルトは、リバプールで溶け込めなかった事実を明かした。

「本当に誰も僕のことをわかってなかったと思うし、それは自分のせいだった。リバプールでは、孤独に練習していたんだ」

「望んでいた出場時間が与えられなかった」ため、翌シーズンからの2年間は、母国のマラガとデポルティボにレンタル。そこで徐々に実績を積み、16年夏にリバプールを離れて、ラツィオに完全移籍を果たした。

 1年目こそイタリアのサッカーにフィットするに苦労したものの、2年目で二桁ゴールを奪取。そうした活躍が評価され、17年11月には念願のスペイン代表デビューを飾っている。

 決して順風満帆なキャリアではなかった。それでも、ついに居場所を掴んだ。もちろん、現状には満足しているようだ。

「ラツィオという素晴らしいクラブで、大きな一歩を踏み出した。このクラブに入団したのは、僕の人生で最高の決断だった」

 いまやリーグを代表するMFへと成長を遂げたL・アルベルト。イングランドでの失敗が糧になったのは、間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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