サラー獲得に向け、ローマはチェルシーと接触。
【ユベントス】ジョビンコがトロントFCとの契約を発表
今シーズン末で切れるユベントスとの契約を延長しない姿勢を明らかにしていたイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコが、MLSのトロントFCと今年7月からの4年契約にサインしたことが明らかになった。
年俸は4年間でボーナス込み1000万ドル(約11億8000万円)。今シーズンはこのままユベントスに残ってプレーを続ける。
【ローマ】サラー獲得に向け交渉が進展
ローマはエジプト代表MFモハメド・サラー(チェルシー)の獲得に向け、積極的に動き続けている。
週明けの月曜日(1月19日)にクラブ間のコンタクトが再開、チェルシーもローマが当初のオファーから条件を見直すことを前提として、移籍を見越した具体的な交渉に応じる姿勢を見せている。
サラー自身はイタリア行きに前向きで、クラブ間の合意が成立すれば移籍に障害はなくなる。今後の動向が注目される。
【ナポリ】シャフタールからD・サパタ獲得のオファーを受けるも拒否
前線の補強に動いているウクライナのシャフタール・ドネツクは、23歳のコロンビア人FWドゥバン・サパタ(ナポリ)の獲得を目指してオファーを送ったが、ナポリは放出の意思はないことを明言し、これを拒否した。
【サンプドリア】オカカがミーティング途中で監督、SDと口論
1月19日、サンプドリアの練習場で、ミーティング中にステーファノ・オカカがシニシャ・ミハイロビッチ監督と口論、さらに同席していたオスティSDにも悪態をつき、その場から追放されるという事件が起こった。
オカカは今シーズン末で切れる契約の延長オファーを拒否しており(背後にはミランの存在があると見られている)、それをめぐってかねてからクラブとの間に緊張関係があった。
オカカはその後ツイッターで「いろいろな話を読んで、それぞれが自分の考えを持つだろうけど、真実はいつか明らかになるだろう」とコメントしている。
クラブは、これら一連の振る舞いに対して何らかの処分を下す方向で検討しているが、チームから外す考えはない模様だ。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
今シーズン末で切れるユベントスとの契約を延長しない姿勢を明らかにしていたイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコが、MLSのトロントFCと今年7月からの4年契約にサインしたことが明らかになった。
年俸は4年間でボーナス込み1000万ドル(約11億8000万円)。今シーズンはこのままユベントスに残ってプレーを続ける。
【ローマ】サラー獲得に向け交渉が進展
ローマはエジプト代表MFモハメド・サラー(チェルシー)の獲得に向け、積極的に動き続けている。
週明けの月曜日(1月19日)にクラブ間のコンタクトが再開、チェルシーもローマが当初のオファーから条件を見直すことを前提として、移籍を見越した具体的な交渉に応じる姿勢を見せている。
サラー自身はイタリア行きに前向きで、クラブ間の合意が成立すれば移籍に障害はなくなる。今後の動向が注目される。
【ナポリ】シャフタールからD・サパタ獲得のオファーを受けるも拒否
前線の補強に動いているウクライナのシャフタール・ドネツクは、23歳のコロンビア人FWドゥバン・サパタ(ナポリ)の獲得を目指してオファーを送ったが、ナポリは放出の意思はないことを明言し、これを拒否した。
【サンプドリア】オカカがミーティング途中で監督、SDと口論
1月19日、サンプドリアの練習場で、ミーティング中にステーファノ・オカカがシニシャ・ミハイロビッチ監督と口論、さらに同席していたオスティSDにも悪態をつき、その場から追放されるという事件が起こった。
オカカは今シーズン末で切れる契約の延長オファーを拒否しており(背後にはミランの存在があると見られている)、それをめぐってかねてからクラブとの間に緊張関係があった。
オカカはその後ツイッターで「いろいろな話を読んで、それぞれが自分の考えを持つだろうけど、真実はいつか明らかになるだろう」とコメントしている。
クラブは、これら一連の振る舞いに対して何らかの処分を下す方向で検討しているが、チームから外す考えはない模様だ。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)