CL、EL出場権などの付与は未確定
現地時間4月2日、ベルギー・リーグは新型コロナウイルスの影響により、今シーズンを中止することで合意したことを公式ホームページで発表した。
同日に行なわれた理事会で満場一致で合意に至った。ペーター・クルーネン会長は、「現在、国はフットボールを行なうよりも重要な局面にある。スポーツが最優先とされない状況で、多数のクラブはリーグ戦の開催を望んでいない」と語った。
現時点で6月30日までに観客を入れた試合の再開が「疑わしい状況が続いている」ことから、リーグ打ち切りへ踏み切る方針を固めたという。最終的な決定は、4月15日に開催予定の総会で下される見込みだ。決定はほぼ間違いなく、欧州リーグとして初のシーズン打ち切りとなる。
1部リーグはレギュラーシーズンの最終節1試合と上位/下位に分かれて戦うプレーオフを残していたが、クルーネン会長は中止前の順位を最終結果とする方針を明かしている。
「(2位と)15ポイント差がついたクラブ・ブルージュの優勝について議論の余地はない。(降格となる16位の)ワーズランド=ベベレンは同意しないだろうが、同じ理論で考えれば、今のままのランキングで降格を示すのに値すると考えている。ただ、こちらは議論の余地を残していると思う」
同日に行なわれた理事会で満場一致で合意に至った。ペーター・クルーネン会長は、「現在、国はフットボールを行なうよりも重要な局面にある。スポーツが最優先とされない状況で、多数のクラブはリーグ戦の開催を望んでいない」と語った。
現時点で6月30日までに観客を入れた試合の再開が「疑わしい状況が続いている」ことから、リーグ打ち切りへ踏み切る方針を固めたという。最終的な決定は、4月15日に開催予定の総会で下される見込みだ。決定はほぼ間違いなく、欧州リーグとして初のシーズン打ち切りとなる。
1部リーグはレギュラーシーズンの最終節1試合と上位/下位に分かれて戦うプレーオフを残していたが、クルーネン会長は中止前の順位を最終結果とする方針を明かしている。
「(2位と)15ポイント差がついたクラブ・ブルージュの優勝について議論の余地はない。(降格となる16位の)ワーズランド=ベベレンは同意しないだろうが、同じ理論で考えれば、今のままのランキングで降格を示すのに値すると考えている。ただ、こちらは議論の余地を残していると思う」
現地紙『Het Laatste Nieuws』によると、今季は降格はなしとするという選択肢もあるようだ。その場合、来季は2部からの昇格2クラブを加えた18チームで1部リーグを行なう例外的なシステムになる可能性を伝えている。
また、チャンピオンズ・リーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)出場権については、順位通りなら1位のC・ブルージュと2位のヘントがCL、森岡亮太が所属するシャルルロワ(3位)と三好康児が所属するアントワープ(4位)、スタンダール(5位)がELへの出場権を得ることになる。
だが、現時点でこの権利については白紙状態だという。クルーネン会長は「多くの疑問が寄せられており、それぞれに対する回答をまとめてから発表する。ただ、ランキングを重視する方針は変わらないだろう」と述べた。
こうした決断に対する様々な反発も予想されるが、クルーネン会長はクラブ、そしてファンへの理解を求めている。
「もちろん、こうした決断は個々のクラブにとって、理想的なシナリオではない。だが、今は何もかもが例外的な状況にある。我々にも例外的な決断が必要だ」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部