重用してきたバルベルデを外した試合は…
公式戦4試合で3敗、チャンピオンズ・リーグ(CL)で敗退の危機に瀕し、ラ・リーガでは首位陥落……。クラシコで宿敵バルセロナを下したにもかかわらず、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は苦境に立たされている。
マドリー贔屓で知られるスペイン紙『Marca』は3月9日、クラブが指揮官のチョイスに疑問を抱いていると報じた。「いくつかの決定がクラブを監督から遠ざけた」と伝えている。
まずは、直近のリーガでマルセロを先発起用していることだ。秋からフェルラン・メンディを起用してきたが、最近の試合でジダンは前者をチョイス。ブラジル代表DFが先発したここ4試合のリーガは、1勝1分け2敗という成績だ。
今季の新戦力では、ルカ・ヨビッチの起用もつねに話題となっている。リーガでの先発出場はわずか4試合。直近では招集メンバーにも含まれていない。クラシコという大一番では、これまでメンバー外だったマリアーノ・ディアスを起用している。
マドリー贔屓で知られるスペイン紙『Marca』は3月9日、クラブが指揮官のチョイスに疑問を抱いていると報じた。「いくつかの決定がクラブを監督から遠ざけた」と伝えている。
まずは、直近のリーガでマルセロを先発起用していることだ。秋からフェルラン・メンディを起用してきたが、最近の試合でジダンは前者をチョイス。ブラジル代表DFが先発したここ4試合のリーガは、1勝1分け2敗という成績だ。
今季の新戦力では、ルカ・ヨビッチの起用もつねに話題となっている。リーガでの先発出場はわずか4試合。直近では招集メンバーにも含まれていない。クラシコという大一番では、これまでメンバー外だったマリアーノ・ディアスを起用している。
起用に関してクラブ上層部が不満を抱いているといえば、ガレス・ベイルの存在が挙がる。マンチェスター・シティとのCLラウンド・オブ16第1レグや、バルセロナとのクラシコといったビッグマッチで、ウェールズ代表はスタメンに名を連ねていない。
また、この1か月半は将来が期待される19歳ロドリゴがメンバーから外れていることも議論の的となった。前節ベティス戦でフル出場したが、それまで1か月半メンバー外だったエデル・ミリトンの起用も同様だ。
逆にジダンが重用してきた若手といえば、フェデリコ・バルベルデがいる。だが、そのバルベルデもリーガのここ3試合のうち2試合でスタメンを外れ、チームはいずれも敗れた。
クラブがこれらの起用法にクエスチョンマークをつけているのであれば、ジダンにとって重圧になるのは確かだろう。カリスマ指揮官は今後どのような手腕を見せていくのか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
また、この1か月半は将来が期待される19歳ロドリゴがメンバーから外れていることも議論の的となった。前節ベティス戦でフル出場したが、それまで1か月半メンバー外だったエデル・ミリトンの起用も同様だ。
逆にジダンが重用してきた若手といえば、フェデリコ・バルベルデがいる。だが、そのバルベルデもリーガのここ3試合のうち2試合でスタメンを外れ、チームはいずれも敗れた。
クラブがこれらの起用法にクエスチョンマークをつけているのであれば、ジダンにとって重圧になるのは確かだろう。カリスマ指揮官は今後どのような手腕を見せていくのか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部