PK戦にもつれ込んだ激闘の後で…
現地時間3月4日に開催されたFAカップ5回戦で、トッテナムはホームでノーリッジと対戦した。
開始13分にセットプレーからヤン・ヴェルトンゲンのヘッドで先制したものの、78分にGKミシェル・フォルムがファンブルしたボールをヨシプ・ドゥルミッチに詰められて追いつかれる。延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦に突入。エリック・ラメラとトロイ・パロット、ジェジソン・フェルナンデスが外して2-3で屈し、敗退が決定した。
前代未聞の騒動が起こったのはこの激闘が終わった直後だ。PK戦でトッテナムの最初のキッカーを務めて成功させていたエリック・ダイアーが、突如として観客のスタンドに上っていき、ファンと口論を始めたのだ。止めに入ったセキュリティーも含めて揉みくちゃになり、周囲は騒然となった。
開始13分にセットプレーからヤン・ヴェルトンゲンのヘッドで先制したものの、78分にGKミシェル・フォルムがファンブルしたボールをヨシプ・ドゥルミッチに詰められて追いつかれる。延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦に突入。エリック・ラメラとトロイ・パロット、ジェジソン・フェルナンデスが外して2-3で屈し、敗退が決定した。
前代未聞の騒動が起こったのはこの激闘が終わった直後だ。PK戦でトッテナムの最初のキッカーを務めて成功させていたエリック・ダイアーが、突如として観客のスタンドに上っていき、ファンと口論を始めたのだ。止めに入ったセキュリティーも含めて揉みくちゃになり、周囲は騒然となった。
英公共放送『BBC』によると、試合後の会見に登場したトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、ダイアーの弟がファンから侮辱されていたことを明かし、こう続けた。
「エリックはプロとしてあるまじき行為をした。だが、おそらく誰もがそうしていただろう。繰り返すが、プロとしてそのようなことをすべきではない。ただ、私は選手とともにあるし、選手のことを理解している。ファンは最後のPKが外れた瞬間まで、チームとともにあるべきだ」
そして、クラブが何らかの制裁を科すかどうかについて問われると、「クラブがそうするなら私は同意しない。ただ、彼は間違ったことをした」と擁護する姿勢を見せながらも、行為自体は軽率だったとコメントしている。
弟を守るためだったとはいえ、スタンドでファンとやり合うのやり過ぎだったか。イングランド代表MFの振る舞いは、賛否が分かれることになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「エリックはプロとしてあるまじき行為をした。だが、おそらく誰もがそうしていただろう。繰り返すが、プロとしてそのようなことをすべきではない。ただ、私は選手とともにあるし、選手のことを理解している。ファンは最後のPKが外れた瞬間まで、チームとともにあるべきだ」
そして、クラブが何らかの制裁を科すかどうかについて問われると、「クラブがそうするなら私は同意しない。ただ、彼は間違ったことをした」と擁護する姿勢を見せながらも、行為自体は軽率だったとコメントしている。
弟を守るためだったとはいえ、スタンドでファンとやり合うのやり過ぎだったか。イングランド代表MFの振る舞いは、賛否が分かれることになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部