ジルーが嫌うのは日本でも人気を博した――
誰にでも苦手なものは存在する。それは日夜ピッチの上でスーパープレーを連発し、人々の関心を惹きつけるプレミアリーガーたちも同様だ。
では、プレミアのスターたちは何が嫌いなのか? そんな興味深いテーマに切り込んだのは、英紙『The Sun』だ。同紙は「サッカー選手たちが抱く恐怖」と銘打った特集を掲載した。
まず記事で紹介されたのは、元マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーだ。イングランド代表史上最多得点記録(53ゴール)を持つ唯一無二のストライカーが苦手としているのは、意外にも静かな場所。同紙によれば、いかなる屈強なDFにも物怖じしないイメージがあるルーニーだが、実は暗く、静かな場所が苦手なようで、ドライヤーや掃除機の音をかけながら眠るのだという。
イングランド・サッカー史上最高のスコアラーに続いて、意外な一面を明らかにされたのは、チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルー。33歳の技巧派ストライカーは、「率直に言って馬鹿げている」と同紙に記された苦手なものを自ら明かしている。
「僕自身、とてもおかしいと思っている。けど、今でもアルフ(80年代後半に放映されたアメリカのコメディドラマの主人公)っていう人形のキャラクターが苦手なんだ。僕は末っ子なんだけど、年上の兄弟たちにいつもからかわれていたんだ。『気を付けろ! じゃないと今夜にアルフがお前を連れ去るぞ!』ってね。本当に怖いんだよね」
では、プレミアのスターたちは何が嫌いなのか? そんな興味深いテーマに切り込んだのは、英紙『The Sun』だ。同紙は「サッカー選手たちが抱く恐怖」と銘打った特集を掲載した。
まず記事で紹介されたのは、元マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーだ。イングランド代表史上最多得点記録(53ゴール)を持つ唯一無二のストライカーが苦手としているのは、意外にも静かな場所。同紙によれば、いかなる屈強なDFにも物怖じしないイメージがあるルーニーだが、実は暗く、静かな場所が苦手なようで、ドライヤーや掃除機の音をかけながら眠るのだという。
イングランド・サッカー史上最高のスコアラーに続いて、意外な一面を明らかにされたのは、チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルー。33歳の技巧派ストライカーは、「率直に言って馬鹿げている」と同紙に記された苦手なものを自ら明かしている。
「僕自身、とてもおかしいと思っている。けど、今でもアルフ(80年代後半に放映されたアメリカのコメディドラマの主人公)っていう人形のキャラクターが苦手なんだ。僕は末っ子なんだけど、年上の兄弟たちにいつもからかわれていたんだ。『気を付けろ! じゃないと今夜にアルフがお前を連れ去るぞ!』ってね。本当に怖いんだよね」
名立たる名手たちがそうであるように、サッカー界の貴公子にも、嫌いなものがある。往年のスター、デイビッド・ベッカムだ。記事によれば、元イングランド代表MFは英公共放送『BBC』のドキュメンタリー番組に出演し、アマゾンのジャングルに赴いた際にカエルにトラウマを抱えてしまったのだという。
『The Sun』の取材に本人はこう答えている。
「僕はカエルが大嫌いなんだ。こればっかりは嘘がつけないよ。アマゾンのジャングルで危険なカエルに出会って以来、いつも僕は緊張してしまうんだ」
あらゆるスターの“弱点”を綴った記事内で、もっともかわいそうな理由で、苦手なものを作ってしまったのは、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFフィル・ジョーンズだろう。
彼が苦手としているのは、海外のエレベーターなのだが、そのワケを当人は、次のように明かしている。
「実は僕は海外でエレベーターには乗れないんだ。イギリスじゃ気にしないんだけどね。若い時にギリシャへバカンスに行った時、僕はエレベーターの中に何時間も閉じ込められたんだ。それが本当に恐くて、今も乗れなくなったのさ」
幾多の名シーンを生み出し、人々の憧れの的となっているスーパーアスリートも、やはり人の子である。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部