ユベントスも戦々恐々。イタリアで世界初、プロサッカー選手の新型コロナウイルス感染を確認!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年02月28日

イタリア北部の両親に会うために電車で

日曜日に行なわれたユーベU-23(左)対ピアネーゼ(右)戦。感染確認の選手は欠場したが、チームに帯同はしていた。(C)Getty Images

画像を見る

 現地2月27日、全国紙『La Gazzetta dello Sport』をはじめとしたイタリアの主要メディアが一斉に報じたのが、新型コロナウイルスの新たな感染者だ。ひとりのプロサッカー選手の陽性が確認され、英紙『The Sun』は「世界で初めてプロフットボーラーが感染!」と伝えている。

 当局によると感染したのは、イタリア・セリエC(3部)のピアネーゼに所属する22歳の選手。2月23日にアウェーで行なわれたユベントスU-23戦の遠征メンバーに入り、北部アレッサンドリアのホテルにチェックイン。だが試合前日の土曜日、練習後に体調不良を訴え、やがて高熱に苦しむ。翌日曜日のゲームには出場しなかったが、会場には姿を見せたようだ。

 チームは試合後に中部トスカーナ州のピアンカスタニャイオへ戻り、選手はそのまま自宅に帰った。2日が経っても体調が回復せず、水曜日の朝に新型コロナウイルスの検査をしたところ、夕方に陽性と判明。すぐさまシエナの病院に入院し、現在は隔離されているという。重篤化はしていないとのことだが、チームは木曜日の練習をキャンセルした。今後は選手たちの経過観察に注力するという。

 当該選手は先週、両親に会うためにイタリア北部のエミリアへ電車で移動。その行き来で感染したのではないかと各メディアは報じている。ピアネーゼにはもうひとり同様の症状を訴えている選手がおり、クラブは検査結果が出次第、公表する予定だ。

 一方、対応に追われているのはピアネーゼだけではない。U-23チームが対戦相手だったとはいえ、ユベントスもクラブとして戦々恐々の状況だ。濃厚接触者が多いピアネーゼの選手たちと試合をしたのは疑いのない事実で、クラブは当面、U-23チームの選手たちとトップチームの選手たちを接触できない環境に置くとしている。現時点では誰ひとり、症状が出ている者はいない。

 
 イタリアは北部を中心に感染が広がっており、セリエAは延期や無観客での開催を余儀なくされている。今週末に行なわれるナショナルダービーで天王山のインテル対ユベントス戦も、観客ゼロで実施が決定した。

 はたして新型コロナウイルスの脅威は、欧州サッカーシーンにいかなる影響を及ぼしていくのだろうか。予断を許さない状況だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト4月9日号
    3月26日発売
    2020年シーズン
    J1&J2全40クラブの
    陣容解剖
    &2大注目ポイント
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    3月19日発売
    FC BARCELONA
    悩める名門は
    どう変わるべきか?
    バルセロナ再興計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ