J1は世界で最も“アグレッシブでない”リーグ? 調査機関が驚きのデータを発表!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年02月26日

カードの少ない20クラブ中半分以上がJクラブ

J1開幕戦で対戦したセレッソ大阪と大分は、世界的に見ても「カードが少ないチーム」という調査結果が。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 カードの枚数が「アグレッシブさ」の指標とは限らない。ただ、ひとつの目安にはなるかもしれない。

 FIFAの教育研究機関でもあり、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』が2月24日、世界92のトップリーグを対象に、1試合平均のレッドカードとイエローカードの枚数ランキングを発表した。

 対象となるのは2019シーズン、あるいは2月17日までの2019-20シーズンのカードだ。レッドとイエローの平均枚数を足した合計値がランク付けされている。

 興味深いのは、リーグ別とクラブ別の双方で、日本が最少の数字を出したことだ。J1リーグはレッドカードが平均0.07枚、イエローが2.19枚で合計2.26枚。ノルウェーのエリテセリエン(0.08枚+3.03枚の3.11枚)に0.85枚差をつけた。

 クラブ別では、FC東京がイエローだけの0.85枚で最もカードが少ない。チュニジアのエスペランス・チュニスを挟み、大分トリニータ(イエローのみ0.91枚)、セレッソ大阪、サンフレッチェ広島(ともにイエローのみ0.94枚)と続く。カードが少ない20クラブのうち、11クラブがJリーグだ。

 この結果から、Jリーグが最もクリーンなリーグと言っても異論はないだろう。ただ、CIESは「試合におけるアグレッシブさにおいて、地域的な大きな違いが見つかった」と表現した。その意味では、Jリーグは「もっともアグレッシブでないリーグ」となるのだろうか。
 
 なお、欧州5大リーグでは、イングランドのプレミアリーグが最少(レッド0.13枚+イエロー3.61枚の3.74枚)。リーグ・アン(0.26枚+3.72枚の3.98枚)、ブンデスリーガ(0.19枚+3.94枚の4.13枚)、ラ・リーガ(0.23枚+5.28枚の5.51枚)、セリエA(0.31枚+5.51枚の5.82枚)の順だった。

 5大リーグのクラブ別では、ドルトムント(0.05枚+0.95枚の1.0枚)が最少。リバプール(0.04枚+1.0枚の1.4枚)、レスター(0.04枚+1.11枚の1.15枚)と続いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【毎節恒例】「突撃SDカメラマン」J1第1節を盛り上げたサポーター特集!
 
【関連記事】
Jリーグが開幕戦で生まれた得点シーンをランキング化! 1位はFC東京の“ブラジル人トリオ”が共演したスーパーゴール!
【移籍動向一覧】J1・J2・J3 新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ(2/22現在)
「彼は才能に満ち溢れている」マジョルカ加入の元韓国代表MFキ・ソンヨンが“新同僚”久保建英を絶賛!
「マジ可愛い」「100万ドルの笑顔!」なでしこ猶本光が公開した“南国ビーチで戯れ”写真にファン反響!
Jリーグが新型コロナウイルスの影響でリーグ戦全カテゴリーの開催延期を発表。再開は3月18日を予定

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ