前節と同様の3トップでスタートし、エリキを途中投入か?
ACLグループステージ2節
横浜F・マリノス(日本) - シドニーFC(豪州)
2月19日(水)/19:30/横浜国際競技場
横浜F・マリノス
グループステージ成績(1節終了時):1位 勝点3 1勝0分0敗 2得点・1失点
【最新チーム事情】
●体格に優れる相手だが、自分たちらしいサッカーを貫きたい。
●ゼロックス杯では神戸のプレスにリズムを乱された。反省点を踏まえ立ち上がりを重視。
●負傷が伝えられる畠中について指揮官は「出ない」と明言。
横浜F・マリノス(日本) - シドニーFC(豪州)
2月19日(水)/19:30/横浜国際競技場
横浜F・マリノス
グループステージ成績(1節終了時):1位 勝点3 1勝0分0敗 2得点・1失点
【最新チーム事情】
●体格に優れる相手だが、自分たちらしいサッカーを貫きたい。
●ゼロックス杯では神戸のプレスにリズムを乱された。反省点を踏まえ立ち上がりを重視。
●負傷が伝えられる畠中について指揮官は「出ない」と明言。
【担当記者の視点】
ACL初戦の全北現代戦を2対1で勝利し、今節はホームの横浜国際競技場で2連勝を狙う。体格に優れるシドニーFCに対してはセットプレーなどの場面で注意が必要だが、横浜はあくまでも自分たちらしいサッカーを貫くことが勝利に近づくポイントだろう。
ポゼッション時の流動的な位置取りに戸惑った韓国Kリーグ王者はたちまち混乱に陥り、相手1ボランチの両脇のスペースを有効活用して試合を優位に進めた。その流れから前半に2得点したことで勝点3を大きく手繰り寄せた。Jリーグとは異なり、アジアレベルでも横浜のサッカーはそれほど研究されていなかった。
その試合をスカウティングしているシドニーFCの出方は不気味ではあるが、映像で確認しただけでパーフェクトに対応するのはおそらく難しい。それは過去2年、Jリーグで初めて対戦した各チームの様子からも明らかで、選手たちは一朝一夕で対策を講じることのできないスタイルに自信を持っている。
ゼロックス杯では試合序盤、神戸のプレッシャーにリズムを乱された。その反省を踏まえても「明日は試合の入りがすごく大事になる」(扇原)。立ち上がりから圧倒してゴールネットを揺らすことができれば、一気呵成のワンサイドゲームにできるかもしれない。
全北現代戦から連戦ではないため、先発を大幅に入れ替える可能性は低い。唯一、先週末のトレーニングで右ふくらはぎを痛めた畠中についてポステコグルー監督は「ケガで明日の試合は出ない」と欠場を明言。代わりに出場する伊藤がT・マルチンスとともに形成するCBコンビの出来は、横浜のパフォーマンスを左右するだろう。
前線ではゼロックス杯の神戸戦で右ひざを打撲したエリキが復帰済み。全北現代戦で好調だった3トップでスタートし、展開次第でブラジル人アタッカーを投入する策が有力になる。
度重なる日程変更によって、今節を終えると次節まで試合間隔が開く。また、週末のJリーグ開幕に向けて弾みをつける意味でも、今年初となるホームゲームで2連勝を達成したい。
文●藤井雅彦(ジャーナリスト)
ACL初戦の全北現代戦を2対1で勝利し、今節はホームの横浜国際競技場で2連勝を狙う。体格に優れるシドニーFCに対してはセットプレーなどの場面で注意が必要だが、横浜はあくまでも自分たちらしいサッカーを貫くことが勝利に近づくポイントだろう。
ポゼッション時の流動的な位置取りに戸惑った韓国Kリーグ王者はたちまち混乱に陥り、相手1ボランチの両脇のスペースを有効活用して試合を優位に進めた。その流れから前半に2得点したことで勝点3を大きく手繰り寄せた。Jリーグとは異なり、アジアレベルでも横浜のサッカーはそれほど研究されていなかった。
その試合をスカウティングしているシドニーFCの出方は不気味ではあるが、映像で確認しただけでパーフェクトに対応するのはおそらく難しい。それは過去2年、Jリーグで初めて対戦した各チームの様子からも明らかで、選手たちは一朝一夕で対策を講じることのできないスタイルに自信を持っている。
ゼロックス杯では試合序盤、神戸のプレッシャーにリズムを乱された。その反省を踏まえても「明日は試合の入りがすごく大事になる」(扇原)。立ち上がりから圧倒してゴールネットを揺らすことができれば、一気呵成のワンサイドゲームにできるかもしれない。
全北現代戦から連戦ではないため、先発を大幅に入れ替える可能性は低い。唯一、先週末のトレーニングで右ふくらはぎを痛めた畠中についてポステコグルー監督は「ケガで明日の試合は出ない」と欠場を明言。代わりに出場する伊藤がT・マルチンスとともに形成するCBコンビの出来は、横浜のパフォーマンスを左右するだろう。
前線ではゼロックス杯の神戸戦で右ひざを打撲したエリキが復帰済み。全北現代戦で好調だった3トップでスタートし、展開次第でブラジル人アタッカーを投入する策が有力になる。
度重なる日程変更によって、今節を終えると次節まで試合間隔が開く。また、週末のJリーグ開幕に向けて弾みをつける意味でも、今年初となるホームゲームで2連勝を達成したい。
文●藤井雅彦(ジャーナリスト)