１月11日のセリエA18節サンプドリア対エンポリ戦の観客席には、サミュエル・エトーの代理人ヴィゴレッリの姿があった。
ヴィゴレッリはサンプドリアのロメイ顧問弁護士と、かねてから交渉が進んでいるエトーの移籍について、条件をすり合わせるための会談を持った。
現時点では、サンプドリアのオファー内容とエトー側の要求には小さくない隔たりがあるとはいえ、移籍の可能性が消えたわけではない。
サンプドリアはこれまで提示してきた２年契約（2016年６月まで）にプラスして、３年目の延長オプションを条件に加える意向を持っている。エバートンとの現契約は2016年までなので、契約期間に関してはサンプドリアにアドバンテージがある。エトーがこれをどう判断するかが注目される。
文：ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳：片野道郎
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