ユナイテッドに余裕の完勝
現地時間1月19日、プレミアリーグ第23節が開催され、首位のリバプールは本拠地アンフィールドで、5位のマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃った。
今シーズンのプレミアリーグ21試合を消化して20勝1分けと勝ち進め、独走態勢を築いているリバプール。ナショナルダービーとなり、ベストメンバーが顔を揃えた今節も、前節のトッテナム・ホットスパー戦に続いて、日本代表FWの南野拓実は、ベンチスタートとなった。
序盤から両軍がアグレッシブな攻防戦を展開したなかで始まった一戦だったが、ホームチームが豪快な一撃で先手を取る。14分、右CKからファン・ダイクが強烈なヘディングシュートをねじ込んだのだ。
先制点をあっさりと奪ったリバプールは、なおも攻勢に出ると、25分にフィルミーノ、35分にはヴァイナルダムがゴールネットを揺らしたが、それぞれVAR判定とオフサイドによって取り消されてしまった。
かたや、相手に主導権を握られ、防戦一方の時間が続いたユナイテッドは、何とか個人技で局面を打開しようと奔走するも、相手の鋭いトランジションを前に後手に回った。
その後もホームチームのペースで続いた前半は、27ポイント差がついている今シーズンにおける両軍の力関係が如実に表れる内容のまま、1-0で終了した。
今シーズンのプレミアリーグ21試合を消化して20勝1分けと勝ち進め、独走態勢を築いているリバプール。ナショナルダービーとなり、ベストメンバーが顔を揃えた今節も、前節のトッテナム・ホットスパー戦に続いて、日本代表FWの南野拓実は、ベンチスタートとなった。
序盤から両軍がアグレッシブな攻防戦を展開したなかで始まった一戦だったが、ホームチームが豪快な一撃で先手を取る。14分、右CKからファン・ダイクが強烈なヘディングシュートをねじ込んだのだ。
先制点をあっさりと奪ったリバプールは、なおも攻勢に出ると、25分にフィルミーノ、35分にはヴァイナルダムがゴールネットを揺らしたが、それぞれVAR判定とオフサイドによって取り消されてしまった。
かたや、相手に主導権を握られ、防戦一方の時間が続いたユナイテッドは、何とか個人技で局面を打開しようと奔走するも、相手の鋭いトランジションを前に後手に回った。
その後もホームチームのペースで続いた前半は、27ポイント差がついている今シーズンにおける両軍の力関係が如実に表れる内容のまま、1-0で終了した。
迎えた後半も試合はレッズ(リバプールの愛称)のペースで進む。47分にサラーが相手ゴールを脅かすシュートを放てば、その1分後にはマネがポスト直撃の一撃を見舞って、矢継ぎ早にビッグチャンスを創出していった。
何とか反撃の糸口を掴みたいユナイテッドだったが、前半と同様にスピーディーな相手に翻弄され続ける。それでも58分にマルシアルがペレイラとのワンツーからエリア内に侵入して決定機を迎えたが、渾身のショットは枠を大きく外れてしまう。
前半からのスコアが動かずに推移した試合は、少しずつポゼッションを高めたアウェーチームが攻勢に出たが、リーグ最少失点を誇るホームチームは落ち着いて応戦し、相手に隙を見せることはなかった。
残り時間10分を切ったところで、より攻勢を強めたユナイテッドの反攻を危なげなく凌いだリバプールは、試合終了間際の93分にアリソンのロングフィードに抜け出したサラーが、トドメの一撃を決めて、趨勢を定めた。
結局、2-0でダービーを制したリバプール。南野の“デビュー”はまたも持ち越しとなったが、プレミアリーグでの無敗記録を「39」に伸ばし、2位マンチェスター・シティとの勝点差を「16」として独走態勢を保った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部