正式なオファーはまだないが……
現地時間1月10日、スペイン紙『AS』が米メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブが、スペイン2部サラゴサに所属する香川真司の獲得に興味を示していると報じた。
これを受けて翌11日、サラゴサの地元紙『EL Periodeco de Aragon』のセルヒオ・ベレーロ記者「MLSのほか、トルコ、ドイツ、フランス、ギリシャのチームからリサーチが入ったことは確か。なかでも給与面で好待遇を示したのはカタールのチームだった」としたうえで、「正式なオファーはひとつとしてない。香川本人も移籍するつもりはないようだ」と綴った。
これを受けて翌11日、サラゴサの地元紙『EL Periodeco de Aragon』のセルヒオ・ベレーロ記者「MLSのほか、トルコ、ドイツ、フランス、ギリシャのチームからリサーチが入ったことは確か。なかでも給与面で好待遇を示したのはカタールのチームだった」としたうえで、「正式なオファーはひとつとしてない。香川本人も移籍するつもりはないようだ」と綴った。
さらに、香川のパフォーマンスについては「ネームバリューを考えると、プロモーション面を除けば、期待値から程遠いものだった」と評している。
「リーグ開幕直後は2ゴールを決め、周囲を納得させるパフォーマンスだったことは明らかだ。だが、その後に体調を崩し、復帰した後も、すぐにスタミナが尽きた。香川本人もそのことを認めている。
こうした状況からして、サラゴサであろうと、ほかのクラブであろうと、彼がハイレベルなパフォーマンスを発揮できるのか、疑問が生じる状況だ。また、プレーしているのはあくまで2部だ。彼自身はシーズン後半戦で、最高な状態を披露することに意気込んでいる」
香川は11日付けで行なわれたコパ・デル・レイのヒムナスティック戦でトップ下で先発フル出場を果たした。チームは3-1で勝利し、3回戦進出を決めたが、日本代表MFはゴールに絡めず、インパクトを残せなかった。
はたして、冬の移籍の可能性はあるのか。それともサラゴサに残って1部昇格を目指すか。その決断に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部