昨夏に加入したばかりだが…
昨夏にブンデスリーガのドルトムントからスペイン2部のサラゴサに移籍した香川真司。新天地を求めてまだ6か月だが、スペイン紙『AS』が、1月10日付けで「メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブから香川獲得の打診が届いた」と報じた。
同紙のサラゴサ番記者であるペドロ・ルイス記者によれば、クラブ名は明かされなかったものの、MLSからオファーが来たことをクラブ側も認めたようだ。当初、香川は今冬にサラゴサを離れることは考えていないが、「彼自身のパフォーマンスとクラブの事情により、その計画は変更され、移籍の可能性がある」と指摘している。
同紙のサラゴサ番記者であるペドロ・ルイス記者によれば、クラブ名は明かされなかったものの、MLSからオファーが来たことをクラブ側も認めたようだ。当初、香川は今冬にサラゴサを離れることは考えていないが、「彼自身のパフォーマンスとクラブの事情により、その計画は変更され、移籍の可能性がある」と指摘している。
香川はシーズン前半で2ゴール・1アシストに終わり、期待されたようなパフォーマンスを披露することができず、先発から外れる試合が多くなっている。さらに、サラゴサでは11月にアタッカーのハビ・プアドがエスパニョールから期限付き移籍で加入し、1月の移籍市場では、前線の左サイドを主戦場とするアンドレ・ペレイラを補強。今後も、前線の競争は激しさを増すことは必至だ。
そのため、もし移籍市場がクローズする31日までに香川の気持ちが変わった場合、クラブ側は無理に引き留めようとはしないようだ。給与面でのクラブの負担も大きく、香川を売却した金額で、さらなる補強に繋げたいという方針もあるという。
先日、トルコのメディアはガラタサライのファティフ・テリム監督が香川の獲得を望んでいるという報道もあった。香川自身はSNSを通じ、クラブの昇格という夢のため、シーズン後半での奮起を表明していたが――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部