逆転負けを喫し、クラシコ決勝の夢は潰える
1月9日に行われたスペインのスーペルコパ準決勝で、昨季のラ・リーガ王者バルセロナは、アトレティコ・マドリーに2-3で敗れ、レアル・マドリーが待つファイナルへの進出を逃した。
後半に先制を許しながら、リオネル・メッシとアントワーヌ・グリエーズマンのゴールで逆転し、その後もビデオアシスタントレフェリーの介入で得点にはならなかったものの、ネットを揺らす場面があったバルサ。だが、終盤の80分を過ぎてからの2失点で逆転負けを喫した。
マドリーとのクラシコ決勝まであと少しと迫った末の逆転敗北。これにより、以前から風当たりが強いエルネスト・バルベルデ監督はさらなる批判を浴び、解任説が熱を帯びている。
だが、スポーツ専門チャンネル『ESPN』によれば、ルイス・スアレスは「バルベルデの未来は、このクラブにある。彼に責任はない」と指揮官を擁護した。また、メッシも「監督を完全に信頼」と強調している。
「負けた時や、目標を達成できなかった時、あるいは自分たちが望むプレーをできなかった時に、いろいろと言われるのは普通のことだ」
後半に先制を許しながら、リオネル・メッシとアントワーヌ・グリエーズマンのゴールで逆転し、その後もビデオアシスタントレフェリーの介入で得点にはならなかったものの、ネットを揺らす場面があったバルサ。だが、終盤の80分を過ぎてからの2失点で逆転負けを喫した。
マドリーとのクラシコ決勝まであと少しと迫った末の逆転敗北。これにより、以前から風当たりが強いエルネスト・バルベルデ監督はさらなる批判を浴び、解任説が熱を帯びている。
だが、スポーツ専門チャンネル『ESPN』によれば、ルイス・スアレスは「バルベルデの未来は、このクラブにある。彼に責任はない」と指揮官を擁護した。また、メッシも「監督を完全に信頼」と強調している。
「負けた時や、目標を達成できなかった時、あるいは自分たちが望むプレーをできなかった時に、いろいろと言われるのは普通のことだ」
また、主将のメッシは「僕たちは学生のようなミスをしてしまった。決してやってはいけないことだ。80分間は僕らが試合をコントロールしたんだが、タイミングの悪いミスで逃してしまった」と課題を口にした。
「シーズン後半戦のことを考えよう。大きな改善が必要だ。リーグ首位だけど、良いプレーができていない。自分たちのプレーを取り戻す必要がある。その意味で、きょうは結果を別にして前進しなければ」
一方、バルベルデは試合後の会見で「監督は、ハードワークで全力を尽くすことに集中するものだ」と述べている。
「勝敗に責任を取る監督という立場からいえば、この結果から、解任というワードが出てくるのは致し方ない。その話は出てしかるべきであり、クラブとの話し合いも必要だ。ただ、サッカーとはどういうものか、我々は知っている。負けるとずっと騒がれ、不安定なものなんだよ。それをコントロールすることはできない。わたしは自分の仕事だけに集中する」
果たしてこのままバルベルデの下で、バルセロナはこの悔しさを晴らすことができるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部