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「謝罪から1日だぞ!」「世界に告発する好機」リバプールに再び“旭日旗”疑惑で韓国サイドが再沸騰!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月23日

新たに問題となったのは「クロップ監督のイラスト」

初のクラブ世界一に輝いたリバプール。今度は日本語アカウントで掲載されたクロップ監督の“イラスト”が槍玉に挙がった。(C)REUTERS/AFLO

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 もはや少しでもデザインが似ていれば、槍玉に挙げられるのだろう。

 プレミアリーグの名門リバプールと旭日旗を巡る一連の騒動だ。12月19日に日本代表FW南野拓実の加入を発表した際、クラブは公式サイトでさまざまな企画を盛り込んで大々的に報道。そのなかで関連付けられたのが、1981年の第2回トヨタカップ、フラメンゴ(ブラジル)戦のハイライト映像である。

 土曜日のクラブワールドカップ決勝で、リバプールとフラメンゴは38年ぶりの再戦を果たした。クラブは0-3で敗れた雪辱を果たすべく、ひとつのプレビュー企画としてその動画を掲載したのだが、当時の会場が東京・国立競技場であったことから、旭日の模様を採用したのかもしれない。

 ただ、これに猛反発したのが韓国メディアとファンだ。韓国において旭日旗は、日本のかつての軍国主義を象徴するものと解釈され、戦犯旗とも呼称される。苦情が殺到し、事の重大さに気づいたリバプール側は、クラブワールドカップ決勝の数時間前になって韓国版の公式フェイスブックで謝罪文を公開。「昨日、我々は公式チャンネルでひとつの画像を掲載し、数多くの方々に不快な思いをさせました。その事実に気づいてすぐ、間違いを是正しました。画像によって不快な思いをされたすべての方にお詫び申し上げます」と綴った。

 
 これで事態は収束に向かうと思われたが、なんとまたしてもリバプールに疑惑が浮上する。

 フラメンゴを1-0で撃破し、初のクラブ世界一に輝いたリバプール。その栄冠を報じた日本語版公式SNSが、右手に地球を、左手に優勝トロフィーを持つユルゲン・クロップ監督のイラストを掲載した。背景にはカタカナで「ワールドチャンピオン リヴァプール」と記載されるとともに、クロップ監督から後光のごとく赤く細いラインが放射線状に伸びている。これが、旭日旗だと断じられたのだ。

 全国スポーツ紙『スポーツソウル』はここ数日間の顛末をあらためて説明しつつ、「謝罪から1日しか経っていないのに、彼らはまた戦犯旗を使った。韓国には数多くのリバプール・ファンが存在するが、韓国人の感情を理解していない以上、さらなる批判は避けられないだろう」と非難した。
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