「クロップはデカいだけ」と揶揄していたのは――
プレミアリーグのディフェンディングチャンピオンが苦しんでいる。
ジョゼップ・グアルディオラ体制4年目を迎えたマンチェスター・シティは、プレミア3連覇の偉業が懸かっているが、12月7日に行なわれたマンチェスター・ユナイテッドとのダービー(プレミア第16節)に敗戦。早くも昨シーズンと同じ4敗目を喫して、首位リバプールと14ポイント差をつけられてしまっているのだ。
タイトルレースで大きく差を広げられたグアルディオラ監督は、マンチェスター・ダービーの後の記者会見で、“白旗宣言”とも取れる発言を残している。
「ユナイテッドのレベルこそが、リバプール、バルセロナ、レアル・マドリー、ユベントスといったクラブを相手に臨むに値するものだ。それに敗れた今の我々は、彼らと競うことはできないというのが現実だ。その事実を受け入れ、改善し、前進しなければいけない」
絶対王者として立っていたシティが、クリスマスを前にここまで苦境に立たされるのを予想できた人間は、おそらくいないだろう。むしろ、彼らが3連覇を達成する青写真を思い描いていたファンは少なくないはずだ。ゆえに大見得を切っていたロックスターが笑いものにされている。
そのロックスターとは、シティの熱狂的なファンとして名高い、世界的ロックバンド『オアシス』の元ギタリスト兼ボーカリストであるノエル・ギャラガーだ。
ジョゼップ・グアルディオラ体制4年目を迎えたマンチェスター・シティは、プレミア3連覇の偉業が懸かっているが、12月7日に行なわれたマンチェスター・ユナイテッドとのダービー(プレミア第16節)に敗戦。早くも昨シーズンと同じ4敗目を喫して、首位リバプールと14ポイント差をつけられてしまっているのだ。
タイトルレースで大きく差を広げられたグアルディオラ監督は、マンチェスター・ダービーの後の記者会見で、“白旗宣言”とも取れる発言を残している。
「ユナイテッドのレベルこそが、リバプール、バルセロナ、レアル・マドリー、ユベントスといったクラブを相手に臨むに値するものだ。それに敗れた今の我々は、彼らと競うことはできないというのが現実だ。その事実を受け入れ、改善し、前進しなければいけない」
絶対王者として立っていたシティが、クリスマスを前にここまで苦境に立たされるのを予想できた人間は、おそらくいないだろう。むしろ、彼らが3連覇を達成する青写真を思い描いていたファンは少なくないはずだ。ゆえに大見得を切っていたロックスターが笑いものにされている。
そのロックスターとは、シティの熱狂的なファンとして名高い、世界的ロックバンド『オアシス』の元ギタリスト兼ボーカリストであるノエル・ギャラガーだ。
同じく元オアシスのボーカリストである弟のリアム・ギャラガーとともに、熱烈なシティ・サポーターとして知られるN・ギャラガーは、シーズン前に英衛星放送『Sky Sports』のインタビューで、「今シーズンのプレミアリーグはどうなるか?」を訊かれ、こう答えていた。
「俺は、(シティの)4連覇までは堅いと思っている。次のシーズンもライバルなんていやしないと思うね。たしかに昨シーズンのリバプールは生涯で最高のシーズンを送った。でも、最後は2位だ。まったく傑作だっただろ。
だからリバプールはリーグタイトルには近づけないよ。他もそうだ。グアルディオラがいる限り、シティが毎シーズン勝つのさ。クロップはデカいだけだ。あとは野球帽を被ってるぐらいだろ。リバプールと20回戦ったら、18回は俺ら(シティ)が勝って、2回は引き分けってところだろ」
こう上機嫌に語っていたN・ギャラガーが、いまSNSでネタにされているのだ。英メディア『Sport bible』は、「非常に愚かな予想だ」として、ツイッターで沸騰しているコメントを紹介している。
「Don't look back in anger(怒りに変えちゃいけない※オアシスの名曲のタイトル)」
「全く傑作だな」
「誰が信じてた?」
「今見ると、馬鹿丸出しだ」
「フットボールに絶対はないってことさ」
「シティとリバプールが近づかないって部分は正しい」
「愉快だ」
「リアムの方がいつだって正しい」
「こいつはクソ野郎さ」
こういった声にN・ギャラガーはどう反応するのか。少なくともシティが復調するまでは、沈黙が続きそうだが……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部