【J1ベストイレブン】優勝目前の横浜から3名を選出!MOMは3ゴールに絡んだ助っ人FW

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月03日

自力残留の可能性を手繰り寄せた湘南からも3選手をチョイス

【33節のベストイレブン】

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 J1リーグは11月30日に各地で33節の全9試合が開催された。その試合で活躍した選手の中から、サッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

 MVPに選定したのは、重要な一戦で2ゴール・1アシストを記録した横浜FWのエリキだ。川崎との”神奈川ダービー”では、49分にスルーパスに抜け出し絶妙なトラップでGKとの1対1に持ち込むと冷静に流し込みチーム2点目のゴール。仲川輝人からスペースに出されたグラウンダーのクロスに飛び込み右足で決めた69分の得点とともに素晴らしいゴールだったが、特筆すべきは89分、プレスバックからボールを奪うと左サイドを駆け上がり、飛び出してきたGKを見て、冷静に遠藤渓太へパスを選択。優勝の可能性を広げる確実性の高いプレーで、ダメ押しの4点目を演出した。

 さらに横浜からは2人を選出。エリキの1点目をアシストし、ポジショナルプレーを体現、偽のSBとしての動きを完璧に表現した松原健と、抜群の運動能力で川崎の攻撃を防いだDFのチアゴ・マルチンスを選んだ。

 同じく3人を選出したのは湘南から。湘南らしい激しいプレスと、フェアなディフェンスでピンチを防ぐと、気の利いたパスやミドルシュートで攻撃にもリズムを作ったMFの齊藤未月。抜群の空中戦と背後を取らせぬディフェンスを見せたDF坂圭祐。ピンチも鋭い反応で防ぎ冷静なビルドアップで攻撃にも貢献したGKの富居大樹を選定した。負ければ降格もあり得た湘南は、気持ちの籠ったプレーで、オウンゴールで得た1点を守り切り、広島に1-0と勝利。自力残留の可能性を残した。

 残留を確定させた仙台からは、計算通りのCKからトリックプレーを決めたふたりをチョイス。ペナルティエリア外に出されたCKに走り込み、右足で見事な軌道のミドルシュートを叩き込んだ道渕諒平。セットプレーではキッカーを務め、守備でも相手シュートをかき出すなど大活躍の永戸勝也を評価した。

 そのほか、2ゴールを挙げ、守備でも中盤を制したG大阪のMF井手口陽介。素晴らしいランニングで貴重な先制点をマークし、決勝点となる2点目にも絡んだ磐田のMF松本昌也。ゴール前の鋭い嗅覚で先制点を挙げれば、豊富な運動量で2点目をアシスト、最後まで鹿島ディフェンスを苦しめた神戸のFW藤本憲明を選出した。
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