マン時代の“過ち”を赤裸々告白
世界屈指の名手が過去の過ちを赤裸々に告白した。バルセロナに所属する元スペイン代表DFのジェラール・ピケだ。
バルサの押しも押されもしないDFリーダーが回想したのは、今から15年前の2004年の出来事である。
当時、バルサのカンテラからマンチェスター・ユナイテッドへ青田買いをされた17歳のピケは、巨匠アレックス・ファーガソンの下で、リオ・ファーディナンドやネマニャ・ヴィディッチら名手たちの背中を必死に追う日々を送っていた。
だが、若くして海を渡った青年にとって、故郷を離れてのプロ生活は簡単ではなかったようだ。英紙『The Sun」によれば、当人はマンチャスターでの生活について、「あの街には自分にとって、とても暗いエピソードばかりある」と語り、驚きの懺悔をした。
「申し訳ないとは思う。警察に厄介になったのも一度どころじゃない。何度もね。これにはあまり触れないほうがいいね……。まぁ若き日の話さ(笑)」
若気の至りで、幾度となく警察沙汰を起こしていたことを告白したピケは、ファーガソン監督の逆鱗に触れたエピソードも明かした。
「入団したばかりの時、僕はサー・アレックス(・ファーガソン監督)からアパートを借りていたんだ。それである時、ウサギを買ってきたら、そいつが家を壊してしまったんだ。椅子から何から全部を噛んじゃってね。それで僕が部屋を出ていった時、サー・アレックスは電話してきて激怒していたよ。かなりイライラして、『本当に冗談じゃないぞ!』ってね」
バルサの押しも押されもしないDFリーダーが回想したのは、今から15年前の2004年の出来事である。
当時、バルサのカンテラからマンチェスター・ユナイテッドへ青田買いをされた17歳のピケは、巨匠アレックス・ファーガソンの下で、リオ・ファーディナンドやネマニャ・ヴィディッチら名手たちの背中を必死に追う日々を送っていた。
だが、若くして海を渡った青年にとって、故郷を離れてのプロ生活は簡単ではなかったようだ。英紙『The Sun」によれば、当人はマンチャスターでの生活について、「あの街には自分にとって、とても暗いエピソードばかりある」と語り、驚きの懺悔をした。
「申し訳ないとは思う。警察に厄介になったのも一度どころじゃない。何度もね。これにはあまり触れないほうがいいね……。まぁ若き日の話さ(笑)」
若気の至りで、幾度となく警察沙汰を起こしていたことを告白したピケは、ファーガソン監督の逆鱗に触れたエピソードも明かした。
「入団したばかりの時、僕はサー・アレックス(・ファーガソン監督)からアパートを借りていたんだ。それである時、ウサギを買ってきたら、そいつが家を壊してしまったんだ。椅子から何から全部を噛んじゃってね。それで僕が部屋を出ていった時、サー・アレックスは電話してきて激怒していたよ。かなりイライラして、『本当に冗談じゃないぞ!』ってね」
衝撃の“ウサギ事件”については、「仕方なかったんだよ。僕には家族や友だちもいなかった。でも、犬はあの家にはデカすぎるし、ウサギを買うしかなかったんだ」と釈明したピケは、さらにもう一つの仰天エピソードを続けた。
「あるクリスマスの2、3日前に、僕らは練習後に選手たちだけでパーティーに行ったんだ。車を練習場に置いてバスでね。かなり緩んでいたよ。カジノに行って、クラブに行って、とにかく一晩中のパーティーさ。
それで翌日、クラブハウスに行ったら、サーが更衣室で待っていたんだ。チームはかなりお灸を据えられたよ。このとき、監督はアルミ製の椅子を蹴り飛ばしたと同時にすねを骨折してしまったんだ。あれには驚いたね。それ以来、誰もクリスマス・パーティーを開かなくなったんだ」
その後、ユナイテッドでは芽が出ずにレアル・サラゴサでのレンタル期間を経たのち、2008年の夏に古巣バルサへ舞い戻ったピケは、最後にこう結んだ。
「あの時の僕は誰でもなかった。だから、気づかれずにどこへでも行けたよ。そういう意味では、あの街自体は悪くないかもね」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部