3トップのレギュラー固定を明言されたうえで…
今シーズンのプレミアリーグで満足に出場機会を得られていないニューカッスルに所属している日本代表FWの武藤嘉紀に、指揮官のスティーブ・ブルースから厳しい言葉が突き付けられた。
今、武藤は不遇の時を過ごしている。開幕直後こそ、サブとしてチャンスを得るも、プレミアリーグではノーゴール。0-5の大敗に終わった現地時間9月30日のレスター・シティ戦(第7節)でスタメン出場を果たしてからの6試合はピッチに立てていない。しかも、そのうち5試合ではベンチ外となっている。
そんな日本人FWの現状について、記者会見で意見を求められたブルースは、「今、3トップは固定されている」と、ミゲル・アルミロン、ジョエリントン、アラン・サンマクシマンが前線のレギュラーであると明言。そして、こうも言及した。
「我々にはさらにアンディ・キャロルやドワイト・ゲイルもいて、彼らは今のところ、ムトウの前に位置している。今の彼にできるのは、とにかく働き続けなければならないということ。そして、チャンスが訪れるのを望むことのみだね」
今、武藤は不遇の時を過ごしている。開幕直後こそ、サブとしてチャンスを得るも、プレミアリーグではノーゴール。0-5の大敗に終わった現地時間9月30日のレスター・シティ戦(第7節)でスタメン出場を果たしてからの6試合はピッチに立てていない。しかも、そのうち5試合ではベンチ外となっている。
そんな日本人FWの現状について、記者会見で意見を求められたブルースは、「今、3トップは固定されている」と、ミゲル・アルミロン、ジョエリントン、アラン・サンマクシマンが前線のレギュラーであると明言。そして、こうも言及した。
「我々にはさらにアンディ・キャロルやドワイト・ゲイルもいて、彼らは今のところ、ムトウの前に位置している。今の彼にできるのは、とにかく働き続けなければならないということ。そして、チャンスが訪れるのを望むことのみだね」
ちなみにブルースがレギュラー格に指名した3人(アルミロン、ジョエリントン、サンマクシマン)が、前述のレスター戦以降で、挙げたゴール数はゼロ。それでもなお、出場機会が与えられていない武藤は、完全に指揮官の構想にないと言っても過言ではない。
一部メディアでは、来る1月にオープンする欧州の移籍市場で、約3年間プレーしたドイツのブンデスリーガ復帰も見据えて、新天地を模索しているとされている武藤。今回のブルースの発言を受け、よりニューカッスル退団へ向けた動きは、加速していくかもしれない。
現在27歳の武藤にとって、この冬の動向は、キャリアの分岐点ともなり得るだけに、その一挙手一投足から目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部