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モウリーニョ招聘で100億円の出費? “ケチ“と揶揄されたトッテナムが驚きのコストを支払うワケ

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年11月22日

サプライズ招聘は安くはなく…

モウリーニョ(左)とポチェティーノ(右)。この二人の名将を入れ替えたことで生じたコストは安くはなかった。 (C) Getty Images

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 ノースロンドンで起きた衝撃的な人事が話題を呼んでいる。

 現地時間11月20日、トッテナム・ホットスパーは、前日に首を切ったマウリシオ・ポチェティーノの後任として、昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任されて以来、フリーとなっていたジョゼ・モウリーニョの招聘を発表した。

 2014年夏の就任から約5年半で、着実に競争力を高め、トッテナムをチャンピオンズ・リーグ(CL)出場の常連チームとなるまでに押し上げたポチェティーノをこのタイミングで見限ったのもさることながら、その後任に“スペシャル・ワン”が収まったのは、文字通りビッグサプライズだった。

 ただ、この人事には、それ相応の対価が発生するようだ。英紙『Daily Mail』は、トッテナムの今回の監督交代劇には、およそ7200万ポンド(約100億800万円)もの自己負担が発生するかもしれないと報じた。

 記事によれば、トッテナムは、昨年にポチェティーノと2023年6月までの3年半契約を締結していたため、まずは解任を受けての違約金1250万ポンド(約17億5000万円)を支払い、さらにアルゼンチン人監督が招いていたスタッフにも700万ポンド(およそ9億8000万円)を渡す可能性があるという。

 さらに、2023年6月までの契約を結んだモウリーニョには、ポチェティーノの倍額となる年間1500万ポンド(約21億円)もの給与を払うことになっており、3年半の契約を全うした場合は、5250万ポンド(約74億円)の出費となる。合計すると7200万ポンドになる計算だ。

 ちなみにモウリーニョの給与額は、年間2000万ポンド(約28億円)と言われるジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)のそれに次ぐプレミアリーグで2番目の金額になるようだ。

 今年4月に完成した新スタジアムの建設を最優先に考えてきたダニエル・レビー会長の意向もあり、ここ数年は緊縮策を取って、“ケチ”と揶揄されてきたトッテナム。大枚を叩く覚悟でモウリーニョを招いた決断は、はたして吉と出るか、凶と出るか――。全ては“スペシャル・ワン”の手腕にかかっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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