「クボが日本にいないのは合っているか?」ベネズエラの智将ドゥダメルが森保ジャパンに警戒することは…

カテゴリ:ワールド

羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)

2019年11月18日

年内ラストマッチで必勝を誓う

真剣な表情で会見に臨んだドゥダメル。日本戦への並々ならぬ闘志を感じさせた。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月18日、日本代表とのキリンチャレンジカップを翌日に控え、ベネズエラのラファエル・ドゥダメル監督が記者会見に臨んだ。

 その手腕に疑いの余地はない。2012年にU-17ベネズエラ代表監督に就任したドゥダメルは、翌年にチームを史上初となるU-17ワールドカップ出場に導くと、母国のデポルティボ・ララでの指導期間を経て、15年8月にU-20ベネズエラ代表の指揮官に就任。17年にインドで開かれたU-20ワールドカップではチームを準優勝に導いた。

 その手腕を買われ、16年4月からA代表を率いることになったドゥダメルには、日本代表の森保一監督も、「個々の強さの中に規律を用いている」と一目を置いている。

 母国を着実に成長させてきたベネズエラのカリスマ指揮官は、今回の日本戦について、「(ワールドカップの)南米予選前の最後の親善試合になる。我々にとっては非常に意味のある試合だ」と語り、こう続けた。

「日本のようなレベルが高く、要求度の高いチームとの対戦で1年を締めくくれることを嬉しく思う。そして、良い結果を導き出して、来年の南米予選に向けて準備を整えたい」
 
 そして、昨年11月に大分で対戦して1-1と引き分けた一戦を振り返りつつ、日本への警戒心を強めた。

「日本を非常に尊敬している。我々も多くを学ぼうと、その動向を注意深く追っている。連携の取れた組織的なプレーが素晴らしく、ダイナミックでインテンシティーの高い試合を披露できる。そんな日本に勝つためには、我々も全力で挑まなくてはいけない」

 そう語気を強めたドゥダメルへ、個人的に気になっているサムライ戦士を訊くと、「日本は本当に尊敬に値する組織力を持っている。そのなかで違いを生みだす個の力がある。ただ、私は、日本代表の選手の個人の名前を挙げるのは控えたい。明日の試合で一番警戒すべきは組織力だ」と返答し、白い歯をこぼしながら、ジョークを飛ばした。

「明日はクボがいないと聞いているが、それは合っているかい? それだったらより戦いやすい状況になるだろうね(笑)」

 森保ジャパンを相手に、ベネズエラはいかなる戦いを見せるのか。ドゥダメルの采配を含めて注目したい。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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