ブラジル代表のダニーロに対して…
11月10日のセリエA第12節ミラン戦で、後半55分という早い時間帯に交代を命じられたユベントスのクリスチアーノ・ロナウドは、ベンチに座らずロッカールームに戻り、試合終了を待たず、スタジアムを後にした。
この一件でマウリツィオ・サッリ監督の選手交代や戦略、選手の行動の是非に関する議論がイタリアで渦巻くなか、ポルトガル代表に合流したC・ロナウドは、14日のEURO2020予選でリトアニアを相手にハットトリックを達成。改めてその偉大さを見せつけている。
代表通算得点を98に伸ばしたC・ロナウドは、元イラン代表のアリ・ダエイの記録更新も目指している。すでにサッカーの歴史に名を残している彼だが、実現すれば新たな勲章になるだろう。
今季からユーベに加入し、レアル・マドリーでもチームメートだったダニーロは、『DAZN』のインタビューで「彼ほどサッカーに熱心に取り組む人はいない。成功は偶然で訪れるものではなく、求める必要があるということを示している」と、C・ロナウドに賛辞を寄せた。(イタリア紙『Tuttosport』)
この一件でマウリツィオ・サッリ監督の選手交代や戦略、選手の行動の是非に関する議論がイタリアで渦巻くなか、ポルトガル代表に合流したC・ロナウドは、14日のEURO2020予選でリトアニアを相手にハットトリックを達成。改めてその偉大さを見せつけている。
代表通算得点を98に伸ばしたC・ロナウドは、元イラン代表のアリ・ダエイの記録更新も目指している。すでにサッカーの歴史に名を残している彼だが、実現すれば新たな勲章になるだろう。
今季からユーベに加入し、レアル・マドリーでもチームメートだったダニーロは、『DAZN』のインタビューで「彼ほどサッカーに熱心に取り組む人はいない。成功は偶然で訪れるものではなく、求める必要があるということを示している」と、C・ロナウドに賛辞を寄せた。(イタリア紙『Tuttosport』)
さらに、ダニーロは「一度、彼に言われたことがある」と、あるエピソードも明かしている。
「もしも彼がセレソンでプレーしていたら、ブラジルはワールドカップであと5回優勝していたはずだ、ってね」
C・ロナウドはEURO2016でポルトガルを優勝に導き、主要大会で初のタイトルをもたらした。それだけに、彼がブラジルで生まれていたら、胸のユニホームに縫われる星の数はもっと多かったかもしれない。
ただ同時に、C・ロナウドはポルトガル人であることを誇っている。だからこそ、EURO連覇に向け、17日のルクセンブルク戦にも勝ち、予選突破を決めようと意気込んでいるはずだ。できれば、通算100得点という偉大な数字を樹立したうえで…。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部