「僕の感覚ではベストのタイミングとベストのボールだった」
0-2で敗れたU-22コロンビア代表との一戦で、U-22代表の最大の決定機を得たのは小川航基だった。
81分、堂安律のスルーパスに反応し、最終ラインの裏に抜け出す。GKとの1対1になってシュートを放ったものの、ボールは惜しくもポストに弾かれ、ゴールとはならなかった。
「リツがフリーで、左足で持ったのは分かった。で、(堂安の)周りにディフェンスもいない。あれくらいのスペースがあれば、リツはボールを受けられます。僕の感覚ではベストのタイミングとベストのボールだった」
出し手と受け手の関係性について、そう語る小川だが、「惜しいでは何も変わらないですし、あれをゴールのなかにねじ込むというのが一番大事」と述べ、チャンスをモノにできなかったことを悔やんだ。
81分、堂安律のスルーパスに反応し、最終ラインの裏に抜け出す。GKとの1対1になってシュートを放ったものの、ボールは惜しくもポストに弾かれ、ゴールとはならなかった。
「リツがフリーで、左足で持ったのは分かった。で、(堂安の)周りにディフェンスもいない。あれくらいのスペースがあれば、リツはボールを受けられます。僕の感覚ではベストのタイミングとベストのボールだった」
出し手と受け手の関係性について、そう語る小川だが、「惜しいでは何も変わらないですし、あれをゴールのなかにねじ込むというのが一番大事」と述べ、チャンスをモノにできなかったことを悔やんだ。
とはいえ、そもそもコロンビア戦では連係不足を露呈し、パスのズレもしばしば見受けられ、チャンスも少なかった。小川はコンビネーションについては次のように見解を述べる。
「あれくらいのズレはしょうがないというか、しょうがないと言ったらあれですけど、入ってくるタイミングが一番大事。ズレたパスはリツが下を向いていたのもあります。さほど問題ではないと思っています」
そんななかで、最大の決定機を得たシーンについては、「左足に置いた時、リツは顔が上がるので、あのタイミングというのは絶妙だった」と言う。つまり、大事になるのは、出し手が顔を上げた瞬間に、タイミングよく受け手がパスを呼び込めるかどうか。多くの時間でそれができなかったなかで、決定機を作れたのは、ひとつのヒントになったかもしれない。
コロンビア戦で小川は少なくとも決定機には絡めた。あとは、それを決められるかどうか。今後に向けて「次も、もし代表に選ばれれば、次は得点という数字を死に物狂いで求めていきたいと思います」と意気込んだ。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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