12試合でわずか11ゴールしか奪えず…。
ミランは大不振を脱するために、今冬に大物FWに動く可能性があるようだ。
今シーズンのミランはマルコ・ジャンパオロ新監督を招聘したが、開幕7試合で3勝4敗と躓いて解任。後任にステーファノ・ピオーリを迎えて内容的には向上したが、1勝1分け3敗と結果が出ず、12節を終えて勝点13の14位に低迷している。
その最大の主因となっているのが得点力不足。12試合で11得点はリーグ15位で、1試合平均で1点も奪えていないのだ。CF陣は昨シーズンに公式戦30得点と大ブレイクしたクシシュトフ・ピョンテクは3ゴールのうち2つがPKで、新戦力のラファエル・レオンはまだ1ゴールに止まっている。
崩しの切り札であるスソに切れ味がなく、ルーカス・パケタやハカン・チャルハノール、テオ・エルナンデズも好不調の波が激しいというお膳立ての部分はもちろんあるが、CFの2人が結果を残せていないのもまた事実だ。
今シーズンのミランはマルコ・ジャンパオロ新監督を招聘したが、開幕7試合で3勝4敗と躓いて解任。後任にステーファノ・ピオーリを迎えて内容的には向上したが、1勝1分け3敗と結果が出ず、12節を終えて勝点13の14位に低迷している。
その最大の主因となっているのが得点力不足。12試合で11得点はリーグ15位で、1試合平均で1点も奪えていないのだ。CF陣は昨シーズンに公式戦30得点と大ブレイクしたクシシュトフ・ピョンテクは3ゴールのうち2つがPKで、新戦力のラファエル・レオンはまだ1ゴールに止まっている。
崩しの切り札であるスソに切れ味がなく、ルーカス・パケタやハカン・チャルハノール、テオ・エルナンデズも好不調の波が激しいというお膳立ての部分はもちろんあるが、CFの2人が結果を残せていないのもまた事実だ。
これを受けてイタリア紙の『トゥットスポルト』は現地時間11月12日、「ピョンテクとレオンは頼りない。1月に前線を補強すべき」と報じた。その候補として挙げたのが、ズラタン・イブラヒモビッチ、マリオ・マンジュキッチ、そしてドリース・メルテンスという3人だ。
10~12年にもミランに所属したイブラヒモビッチは、今年いっぱいでLAギャラクシーとの契約が切れるため移籍金はゼロ。今夏にユベントス首脳陣と処遇について揉めたマンジュキッチは、今シーズンの公式戦出場がゼロと戦力外状態で、今冬の移籍が確実視されている。メルテンスはナポリとの契約が今シーズン限りで、内紛騒動に揺れるクラブを今冬に去るのではと囁かれている。
3人とも実績は申し分がなく、イブラヒモビッチは38歳、マンジュキッチは33歳、メルテンスは32歳といずれも百戦錬磨。若手が多くパーソナリティーの危うさが見える今のミランを、メンタル的にも変革しうる存在だろう。
ただ、いずれも大物ゆえ年俸が高く、イブブラヒモビッチはナポリやボローニャ、マンジュキッチはマンチェスター・U、メルテンスはインテルも獲得を狙っていると噂されている。乗り越えるべきハードルは少なくない。
その中でミランの強化部門を仕切るパオロ・マルディーニとズボニミール・ボバンは、1月のメルカートでどう動くのか。注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部