当初はレフェリーもイエローカードを手にしていたが…
また、物議を醸すことになりそうだ。
FAは現地時間11月5日、3日に行なわれたプレミアリーグ第11節で、エバートンのアンドレ・ゴメスにタックルを見舞い、一発退場となったトッテナム・ホットスパーのソン・フンミンの処分を撤回することを発表した。英公共放送『BBC』などが報じている。
韓国代表FWはそのエバートン戦で、1点をリードして迎えた77分、ドリブルで持ち運ぶA・ゴメスに対して後方からタックルを仕掛けた。それ自体は激しいものではなかったが(直接足には触れていなかったという見解もある)、ポルトガル代表MFはバランスを崩して着地に失敗し、前方から来たセルジュ・オーリエと衝突。右足が曲がり、両軍の選手たちが頭を抱えるほど深刻な怪我(右足首の脱臼骨折)を負ってしまった。
“加害者”となったソン・フンミンは、事態の深刻さを察して顔を覆い号泣。最初はイエローカードを手にしていたマーティン・アトキンソン主審も、怪我の大きさを考慮してレッドカードを提示した。
泣きながらピッチを後にしたソン・フンミンは、ドレッシングルームで「顔を上げることもできないほど泣いていた」(同僚のデリ・アリ)という。
FAは現地時間11月5日、3日に行なわれたプレミアリーグ第11節で、エバートンのアンドレ・ゴメスにタックルを見舞い、一発退場となったトッテナム・ホットスパーのソン・フンミンの処分を撤回することを発表した。英公共放送『BBC』などが報じている。
韓国代表FWはそのエバートン戦で、1点をリードして迎えた77分、ドリブルで持ち運ぶA・ゴメスに対して後方からタックルを仕掛けた。それ自体は激しいものではなかったが(直接足には触れていなかったという見解もある)、ポルトガル代表MFはバランスを崩して着地に失敗し、前方から来たセルジュ・オーリエと衝突。右足が曲がり、両軍の選手たちが頭を抱えるほど深刻な怪我(右足首の脱臼骨折)を負ってしまった。
“加害者”となったソン・フンミンは、事態の深刻さを察して顔を覆い号泣。最初はイエローカードを手にしていたマーティン・アトキンソン主審も、怪我の大きさを考慮してレッドカードを提示した。
泣きながらピッチを後にしたソン・フンミンは、ドレッシングルームで「顔を上げることもできないほど泣いていた」(同僚のデリ・アリ)という。
ただ、トッテナム側は、レッドカードは不当だとして処分の撤回を申し出ていた。『BBC』は、独立した規制委員会がその主張を認めたと伝えている。本来であれば、3試合の出場停止が科されるところだったが、次節のシェフィールド・ユナイテッド戦に出場できることになった。
トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「ソンにゴメスを負傷させる意図はなく、VARはレッドカードの判断を取り消すために使用されるべきだった」として、「(処分が覆る)自信はあった」と語った。
そして、「いろいろ混乱はあったが、ソンが出場停止にならないことは、完全に正しい」とコメントしたうえで、「ただ結果は覆らない。10人になったことで、エバートンのゲームとなり、(後半アディショナルタイムに同点ゴールを許して)2ポイントを失った」と不満を口にした。
当然ながら、サポーターの反応は様々だ。
「ソンは意図的ではなかった」、「あのタックルで故障したわけでない」という撤回賛成派と、「ありえない判断」、「無謀なタックルだったのに…」、「意図ではなく結果を重視すべき」といった否定派が真っ二つといったところだ。
ちなみに、両チームのOBである元イングランド代表のガリー・リネカーは「正しい決断だ。VARにとっては、いい薬になるだろう」とツイートしているが、反論するコメントも寄せられている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「ソンにゴメスを負傷させる意図はなく、VARはレッドカードの判断を取り消すために使用されるべきだった」として、「(処分が覆る)自信はあった」と語った。
そして、「いろいろ混乱はあったが、ソンが出場停止にならないことは、完全に正しい」とコメントしたうえで、「ただ結果は覆らない。10人になったことで、エバートンのゲームとなり、(後半アディショナルタイムに同点ゴールを許して)2ポイントを失った」と不満を口にした。
当然ながら、サポーターの反応は様々だ。
「ソンは意図的ではなかった」、「あのタックルで故障したわけでない」という撤回賛成派と、「ありえない判断」、「無謀なタックルだったのに…」、「意図ではなく結果を重視すべき」といった否定派が真っ二つといったところだ。
ちなみに、両チームのOBである元イングランド代表のガリー・リネカーは「正しい決断だ。VARにとっては、いい薬になるだろう」とツイートしているが、反論するコメントも寄せられている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部