鹿島が首位の座を守るウノゼロ勝利! 途中出場のセルジーニョの決勝弾で浦和を撃破!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年11月01日

セルジーニョの今季12得点目が決勝弾!

決勝ゴールを奪ったセルジーニョ。写真:滝川敏之

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 J1リーグは11月1日、県立カシマサッカースタジアムで30節の鹿島アントラーズ対浦和レッズの一戦が行なわれ、1-0でホームの鹿島が勝利を収めた。
 
 鹿島は、負傷離脱していた三竿健斗、レオ・シルバのダブルボランチが揃って先発出場。武藤雄樹が右肩関節脱臼で今季絶望となった浦和は、過密スケジュールで疲れが残る興梠慎三をベンチで休ませ、杉本健勇とファブリシオを2トップで起用。GKには西川周作に代わってACL決勝第1戦での先発起用が予想される福島春樹を抜擢した。
 
 立ち上がりは、浦和が前線からの激しいプレスでボールを奪って相手ゴールに迫ったものの、徐々に攻撃のリズムを掴んだ鹿島が攻勢を強め、形勢逆転。12分には、三竿が中盤の位置から縦にフライパスを送ると、裏へ走り出していた土居聖真が相手GKの意表を突くダイレクトシュートを放つ。しかしゴールのわずか右に外れる。
 
 浦和のサイド攻撃にも、U-22日本代表の町田浩樹とゲームキャプテンである永木亮太の両サイドバックが落ち着いて対応し、クロスを許さず。守備からしっかりとビルドアップして攻め立てるも得点を奪えず、0-0で前半を折り返した。
 
 後半もホームチームが、コンパクトな守備で相手攻撃陣に仕事をさせず。シンプルにパスを繋いで攻撃を組み立てる。すると72分、ゴール前での混戦から、土居がグラウンダーのシュートを放ち、GK福島が弾いたこぼれ球を途中出場のセルジーニョが押し込み、待望の先制点を奪う。
 
 その後も相手ゴールを脅かす鹿島は追加点こそなかったものの、セルジーニョの今季12点目となる得点を最後まで守り抜き、1-0の“ウノゼロ”勝利を収めた。
 
 この結果、鹿島は首位固めへ貴重な勝点3に。一方、残留争い脱出を狙う浦和は手痛い敗戦となった。次戦は両チームともに川崎との対戦に。鹿島は9日にホームで31節。浦和はACLの影響で日程が前倒しとなり、5日に32節を戦う。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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