ゴールからは遠い位置を取らざるを得なかった香川
現地時間10月27日、ラ・リーガ2部の第13節が行なわれ、5位のレアル・サラゴサは、敵地で15位のスポルティング・ヒホンと対戦した。
リーグ戦2連敗とやや低調なサラゴサは、メンバーにテコ入れを敢行。普段の4-3-1-2から5-3-2の布陣を採用。これまでトップ下で起用されてきた香川真司は、2シャドーの左で先発した。
大胆な策を講じたサラゴサだったが、開始早々にあっさりと均衡を破られる。3分、ショートカウンターからマンチェスター・シティの下部組織出身のM・ガルシアに守備陣を突破され、最後はイスマ・セロにゴールを奪われてしまう。
相手の出鼻をくじき、俄然、勢いの増すヒホンに押され、守勢に回されたサラゴサは、20分以降、少しずつボールを持てるようになったものの、くさびのパスを打てずに効果的な攻撃が繰り出せない。
チームの攻撃が停滞するなかで、香川はビルドアップには絡んだが、得意とする相手の2ライン間(最終ラインとボランチの間)でボールを受けられず。敵ゴールから遠い位置に置かれる時間が続いた。
反撃の糸口を模索していたサラゴサだったが、30分にグリッポがM・ガルシアを倒して2度目の警告を受けて退場となり、数的不利の状態となってしまう。
これを機に攻勢を強めたヒホンは、38分に再びM・ガルシアのラストパスをA・ガルシアが追加点をゲットして相手を突き放した。
リーグ戦2連敗とやや低調なサラゴサは、メンバーにテコ入れを敢行。普段の4-3-1-2から5-3-2の布陣を採用。これまでトップ下で起用されてきた香川真司は、2シャドーの左で先発した。
大胆な策を講じたサラゴサだったが、開始早々にあっさりと均衡を破られる。3分、ショートカウンターからマンチェスター・シティの下部組織出身のM・ガルシアに守備陣を突破され、最後はイスマ・セロにゴールを奪われてしまう。
相手の出鼻をくじき、俄然、勢いの増すヒホンに押され、守勢に回されたサラゴサは、20分以降、少しずつボールを持てるようになったものの、くさびのパスを打てずに効果的な攻撃が繰り出せない。
チームの攻撃が停滞するなかで、香川はビルドアップには絡んだが、得意とする相手の2ライン間(最終ラインとボランチの間)でボールを受けられず。敵ゴールから遠い位置に置かれる時間が続いた。
反撃の糸口を模索していたサラゴサだったが、30分にグリッポがM・ガルシアを倒して2度目の警告を受けて退場となり、数的不利の状態となってしまう。
これを機に攻勢を強めたヒホンは、38分に再びM・ガルシアのラストパスをA・ガルシアが追加点をゲットして相手を突き放した。
精神的にも重い2点目を奪われてハーフタイムを迎えたサラゴサは、後半に入る前に香川を下げてニエトを投入。システムも4-4-1に変更して巻き返しを図った。
一矢報いろうと奔走するアウェーチームを尻目に余裕をもって試合を進めたホームチームは、前半から躍動を続けていたヒホンのM・ガルシアを起点とした小気味の良いパスワークを披露。主導権を譲らずに時間を消化していった。
その後、膠着状態が続いた試合は、76分にA・ガルシアが追加点を挙げると、87分にヒメネスがトドメの一発を見舞って、趨勢を定めたヒホンが4-0で勝利した。
今シーズン初めて5バックを採用しながらも、その策に溺れ、為す術なく大敗を喫したサラゴサはリーグ戦3連敗。順位も昇格プレーオフ圏外の7位に転落した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部