ミーノ・ライオラのサポートを受けて移籍
リーグ・アン王者のパリ・サンジェルマンはこの夏、バルセロナのカンテラ(下部組織)に所属していた16歳のオランダ人MFシャビ・シモンズとプロ契約を締結した。
まさに驚くべき移籍だった。移籍金はゼロながら、2022年6月までの3年契約を締結したシモンズ、は英紙『The Sun』によれば、年俸100万ポンド(約1億4000万円)を手にするという。これは16歳の少年が結んだ契約としては破格と言えるだろう。
ズラタン・イブラヒモビッチやポール・ポグバらを顧客に持つ大物代理人、ミーノ・ライオラとマネジメント契約を結び、その敏腕の助力もあってバルサのカデーテA(15~16歳の選手が所属)から一気にプロとなったシモンズ。U-19チームに籍を置き、UEFAユースリーグ(ユース年代のチャンピオンズ・リーグ)のレアル・マドリー戦で鮮烈なゴールを決めるなど、さっそく期待に違わぬパフォーマンスを披露している。
まさに驚くべき移籍だった。移籍金はゼロながら、2022年6月までの3年契約を締結したシモンズ、は英紙『The Sun』によれば、年俸100万ポンド(約1億4000万円)を手にするという。これは16歳の少年が結んだ契約としては破格と言えるだろう。
ズラタン・イブラヒモビッチやポール・ポグバらを顧客に持つ大物代理人、ミーノ・ライオラとマネジメント契約を結び、その敏腕の助力もあってバルサのカデーテA(15~16歳の選手が所属)から一気にプロとなったシモンズ。U-19チームに籍を置き、UEFAユースリーグ(ユース年代のチャンピオンズ・リーグ)のレアル・マドリー戦で鮮烈なゴールを決めるなど、さっそく期待に違わぬパフォーマンスを披露している。
このシモンズは、なぜトップチーム昇格を前に7歳で入団したバルサを離れる決断を下したのか? オランダ・メディア『NOS』の取材に対して、次のように答えている。
「もちろん、世界最高の選手であるメッシとプレーしてみたかった。それはみんなそうだと思う。でも、時には違う道を選択することも大事だと思ったんだ。それで僕は新しい冒険をすることを決めた。後悔はないし、僕自身の成長のためには良いことだと思う」
そんな16歳の超逸材は、常に周囲の目が集まっている。しかし、そうした外野の喧騒を意に介していない。
「僕に注目が集まっているのは分かっている。でもやりたいことに集中するだけ。パリに移籍したばかりの頃は、相手の当たりが激しくて、物理的に苦労したところはあったけど、今はもう慣れた。僕はまだトップチームのレベルにないけど、できるだけ早く到達したいと思っている。必ず上に行くんだ」
そう力強く語ったシモンズは、おそらくそう遠くない未来にトップデビューを飾るだろう。カーリーヘアが特徴的なヤングスターから、目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部