柏は今季2度目の連敗
J2リーグは、10月14日に各地で第36節の2試合を開催した。三協フロンテア柏スタジアムで行なわれた、J2首位の柏レイソルと、試合開始時には8位の水戸ホーリーホックの一戦は、3-2でアウェーの水戸が逆転勝利を収めた。
トップを快走してきた柏だが、前節の横浜FC戦は、試合終了間際の失点で0-1と敗戦。対する水戸も2-0から大宮に逆転負けを喫したおり、ずるずると連敗は避けたい両チームが、前半から激しい攻防を繰り広げるシーソーゲームとなった。
先手を取ったのは柏。15分、DFの染谷悠太が、CKからのこぼれ球に反応して、倒れ込みながらゴール左隅にシュートを決め、先制に成功する。
一方の水戸も32分、DFの浜崎拓磨が敵陣深くからマイナスのボールを供給。ファーサイドからニアに走り込んだ木村祐志がゴール左にシュートを突き刺し、1-1の同点に追いつく。
さらにその5分後、今季リーグ戦初出場の浜崎が、FKをニアサイドに蹴り込んでネットを揺らし、水戸が逆転に成功。浜崎はこれがJ初ゴールだった。
しかし、前半終了間際の44分に柏が試合を振り出しに戻す。カウンターからジュニオール・サントスがペナルティエリア左からシュート。そのこぼれ球を逆サイドでフリーになっていたクリスティアーノが強烈な一撃でゴールに叩き込み、2-2で前半を終えた。
トップを快走してきた柏だが、前節の横浜FC戦は、試合終了間際の失点で0-1と敗戦。対する水戸も2-0から大宮に逆転負けを喫したおり、ずるずると連敗は避けたい両チームが、前半から激しい攻防を繰り広げるシーソーゲームとなった。
先手を取ったのは柏。15分、DFの染谷悠太が、CKからのこぼれ球に反応して、倒れ込みながらゴール左隅にシュートを決め、先制に成功する。
一方の水戸も32分、DFの浜崎拓磨が敵陣深くからマイナスのボールを供給。ファーサイドからニアに走り込んだ木村祐志がゴール左にシュートを突き刺し、1-1の同点に追いつく。
さらにその5分後、今季リーグ戦初出場の浜崎が、FKをニアサイドに蹴り込んでネットを揺らし、水戸が逆転に成功。浜崎はこれがJ初ゴールだった。
しかし、前半終了間際の44分に柏が試合を振り出しに戻す。カウンターからジュニオール・サントスがペナルティエリア左からシュート。そのこぼれ球を逆サイドでフリーになっていたクリスティアーノが強烈な一撃でゴールに叩き込み、2-2で前半を終えた。
後半は、水戸の村上昌謙、柏の中村航輔という両GKのファインセーブもあり、同点のままゲームは終盤に。迎えた76分、勝ち越し点を奪ったのは水戸だった。左サイドからのクロスを清水慎太郎がボレーで叩き、3-2とリードする。
柏の終盤の猛攻をしのぎ切った水戸が、このまま勝利。J2通算250勝目を達成し、連敗を2で止めた。一方、柏は今季2度目の連敗となった。
また同時刻に、NDソフトスタジアム山形で開催された4位のモンテディオ山形対最下位のFC岐阜との一戦は、2-0で前者が勝利した。
先制点を奪ったのは9分だった。右WBで出場したMF柳貴博がドリブルでカットイン。ペナルティエリア手前から左足で放ったシュートは、GKの手を弾いてそのままゴールマウスに吸い込まれ、1-0と幸先良く先制する。
その後も攻め続ける山形は、84分に井出遥也がドリブルで持ち込み、右足でシュート。これが貴重な追加点となり、2-0と突き放す。終盤も岐阜の攻撃を撥ね返し、完封勝ちを収めた。
この結果、柏は1位をキープしているものの、勝点69で足踏み。水戸は60ポイントに乗せ、暫定ながら昇格プレーオフ圏内の5位に浮上した。
また山形は勝点64とし、今節の試合が行なわれていない2位大宮、3位横浜FCを抜いて暫定ながら2位に浮上。岐阜は勝点を積み上げられず最下位のままとなっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部